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黒人男性 ジョージ・フロイド氏 殺害による抗議運動について:Black Lives Matter とは?

6月 10, 2020

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46歳の黒人男性ジョージ・フロイドさんがミネアポリス近郊で白人警察官に殺害されました。8分46秒間、警察官が膝で首を押さえ続けた、このショッキングな事件を発端にアメリカでは抗議(protest)運動が連日続いており、歴史的なターニングポイントになりつつあります。

もはや英語も錆びついている私ですが、色々知り得た内容をニュースサイトやツイッターを元に記事にまとめてみたいと思います。

※日本にいる一介の主婦がネットで集めた情報です。間違いがありましたらすみませんです。

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Black Lives Matter とは

Black Lives Matter(BLM)は国際的な人権運動であり、アフリカ系アメリカ人のコミュニティ内から発祥し、黒人に対する暴力や Systemic Racism(構造的人種差別、制度的人種差別)に反対するキャンペーンを展開するものです。(参考:Wikipedia

また、2013年に組織として設立されているようです。

▼Black Lives Matter TOKYOのホームページです。日本語で読めます。

意味、日本語訳について

Black Lives Matter (ブラック・ライブズ・マター)は「黒人の命は大切」と訳されています。

私の拙い英語で受けたニュアンスは、「黒人の命は取るにたらないことではない」とか「黒人の命は無視されていいものではない」という感じです。

It doesn’t matter ~ で「~は関係ない」とか「~はどうでもいい」とかいう言い方だと思うんですが、その matter です。Black Lives(黒人の命)が主語。

※どう日本語として訳すかは、WikiPedia に載っていました。

「黒人の命も大切だ」との日本語訳に対し、異論・批判が生じたのを受け、「黒人の命を守れ」、「黒人の命も大切だ、軽視するな」、「黒人の命は大切(です / だ)」等の修正・追補が行われ、この「黒人の命は大切」との日本語訳は、他のメディアでも使用されている。

一方、この「黒人の命は大切だ」という日本語訳にも与せず、「あえて『黒人の命を軽んじるな』と否定形を使っ」た日本語訳も出ている。

その他、「黒人の命にも価値がある」、(ジョン・ボイエガが発した「black lives always matter」に対する日本語訳として)「黒人の命はいつだって問題だ」・「いつだって黒人の命は大切だ」などがある。

それでもなお、「そのまま素直に訳せば、『黒人の命が大切』あるいは『黒人の命は大切』となる。しかし、現在の抗議行動の文脈からすれば、黒人参加者たちは『黒人の命こそ大切』と言っているニュアンスになる」とし、「黒人の命『も』大切」でなく、「が」でも「は」でもなく、「黒人の命『こそ』大切」と訳されるべきだとの主張もある。

出典:WikiPedia

生まれた育った国で「黒人」というだけで市民を守るはずの警官から簡単に殺され続けてきたという暗い歴史があるんですね。私も今回の事を通じて認識を新たにしました。

殺害事件の容疑

ジョージ・フロイドさんは2020年5月25日に起きた事件で、偽ドル札の使用容疑により拘束されました。

偽札使用に関して真偽の程は分かりません。偽札と分かっていて使ったのか、偽札と知らずに使ったのか。

もはや、問題はそこではないと思うから、私は調べていません。

たとえ、彼が偽札を故意に使うような人であったとしても、こんなことは起こってはいけないと思うからです。

殺害動画について

動画を見ました。あまりにも痛ましかったので飛ばし飛ばしになってしまいました。シェアするのがためらわれる動画でした。

↓以下、私が見たことを言葉で説明してみます(読みたくない方は飛ばしてください):

ジョージ・フロイドさんは拘束されて道路にうつ伏せで両手を手錠か何かで押さえつけられていました。

抵抗する気配はないし、ニュースによると武器は所持していなかったようです。

それを、白人警官はなぜかポケットに両手を入れたまま、片膝でフロイドさんの首を圧迫。

その両手をポケットに入れている姿がとても不遜なんです。。。

「I can’t breathe!(息ができない)」と喘ぎながら何回も訴えていて、途中「ママ!」とも・・・

周りにいた警官の1人は(3人いたそうです)その場を通行人から警備するように立っています。

私は恐ろしくて動画を早送りしたら、黒人男性は動かなくなっていました。

通行人と思われる人物がお願いだからやめてくれ、というように警官に訴えていました。

でも、警官は全くやめる気配を見せません。両手をポケットに突っ込んだまま、膝で首を締め続けているのです。

後で何かで読んだんですが、通行人は「あなたは楽しんでいる」と。

該当の白人警察官が首を圧迫しているのを「楽しんでいる」と表現したとのこと。

この動画は本当に酷くて、この一点だけでも暴動が起こりえると感じました。

そして、問題の警察官を含め、4人の警察官も事件の翌日、警察署から解任されたのですが、すぐには殺人罪で起訴されなかったんですね。その点も市民達の怒りに火をつけたと思われます。

これは、スローガンの一つである #NoJusticeNoPeace や #JusticeforGeorgeFloyd に繋がっていると思います。

時系列

引用:https://www.bbc.com/japanese/52936710

  • 5月25日――ミネソタ州ミネアポリスで白人警官に首を圧迫され、ジョージ・フロイドさん死亡
  • 5月26日――フロイドさんの死に対する抗議始まる
  • 5月27日――抗議が各地に広がる
  • 5月28日――トランプ氏、略奪者を「ごろつき」とツイート。「州兵を送り込む」、「略奪が始まれば、発砲が始まる」と書いた。ツイッター社は2つ目のツイートを「暴力賛美」として警告を表示した
  • 5月29日――デモ取材中のCNN記者とクルーが生中継中に逮捕される
  • 5月31日――6日目の抗議が各地で続く
  • 6月1日――トランプ氏、事態鎮圧に軍の投入も辞さないと演説。トランプ氏の写真撮影の前に、連邦公園警察などが抗議者を催涙ガスなどで排除
  • 6月2日――8日目の抗議続く。首都ワシントンの各地に州兵配備
  • 6月3日――関与した元警官4人を州司法当局が殺人罪などで起訴

フロイドさんの事件の前に起きていたこと

ジョージ・フロイドさんが亡くなった事件とちょうど同じ時期、差別的な別な出来事があったんですね。

犬をつなぐよう黒人男性に言われた女性、通報して解雇 米NY

米ニューヨークのセントラルパークで25日、黒人男性から飼い犬にリードを付けるよう求められた白人女性が警察に通報した。

出典:BBC

この出来事が起きたのは、ジョージ・フロイドさんの事件と同じ日です。

登場人物がどちらもクーパーさんでややこしいのですが、偶然のようです。親戚などではありません。

バードウォッチングをしていたクリスチャン・クーパー氏は25日、犬が野生生物を危険にさらす可能性があることを不安に思い、犬にリードを付けるよう女性に求めた。

クリスチャン氏と、犬を連れていたエイミー・クーパー氏(親族ではない)はこの時、セントラルパーク内の「ランブル」と呼ばれるバードウォッチャーに人気のエリアにいた。ここでは、犬には常にリードをつけるよう規制されている。

出典:BBC

「お嬢さん、ランブル内では常に犬をリードでつないでおかないといけませんよ。すぐそこにサインがあるでしょう」と伝えたが、拒否されたという。

そこで動画の撮影を始めると、エイミー氏は「アフリカ系アメリカ人の男が私の命を脅かしている」と警察に通報すると言ってきたという。

エイミー氏はその後実際に通報。警察官の出動を要請する前に、「男はアフリカ系アメリカ人」だと繰り返し訴えたという。

出典:BBC

問題の動画がこちらになります。暴力的なシーンはありませんが、興奮した女性がでてきます。

クリスチャン氏は「プリーズ」をつけて近づかないように、ぜひ警察を呼ぶようにお願いしています。とても冷静です。

一方、エイミーさんは「男はアフリカ系アメリカ人」とかなり動揺したような状態で繰り返している様子が伺えます。

この動画はSNS上で25日中に拡散されたそうです。そして、彼女は職場から解雇されました。

実はこの前に、別な事件が既に起きていました。クリスチャン氏が言及しています↓

クリスチャン氏はNBCニュースに対し、今年2月にジョギング中に白人の親子2人に射殺された黒人男性アフマド・アーベリー氏(当時25)の事件について言及した。

「私たちはアフマド・アーベリーの時代を生きている。黒人男性や黒人に対する思い込みが原因で黒人男性が射殺される時代を。私はそういったことに関わるつもりはない」

出典:BBC

↓アフマド・アーベリー氏の射殺事件についてです。

ジョギングの米黒人男性、元警官らが射殺 発砲後に差別語か

米ジョージア州ブランズウィックで今年2月、ジョギングをしていた黒人男性が白人の親子に射殺される事件があり、殺人罪で起訴された被告の1人がアーベリーさんを撃った後に人種差別的な発言をしていたとされることが4日、明らかになった。

出典:BBC

ことしの2月時点でこういう痛ましい事件が発生していたわけです。撃った方の白人親子のうち、父親が元警察官だったそうです。

事件発生から2カ月以上たった今年5月、当時の様子を捉えた動画がオンライン上に流出したことで、この事件に対して激しい怒りの声が広がった。

出典:BBC

とあるように、5月の時点で注目されたようです。

フロイドさんの殺害事件の前に、こういった事件が続けて起きていたんですね。

警察の暴力:過去の黒人殺害事件

この抗議活動の背景に大きく影を落としているのが、アメリカの警察の歴史的な問題点でしょう。BBCニュースの以下のビデオは翻訳がついており、分かりやすいです。

Say Their Name

2014年以降の警察による黒人死亡事件の主要なタイムラインを載せます(出典:BBC)

  • 2014年7月17日:エリックガーナー
  • 2014年8月9日:マイケル・ブラウン
  • 2014年11月22日:タミルライス
  • 2015年4月4日:ウォルタースコット
  • 2016年7月5日:アルトンスターリング
  • 2016年7月6日:フィランドカスティーリャ
  • 2018年3月18日:ステポンクラーク
  • 2020年3月13日:ブレオナ・テイラー
  • 2020年5月25日:ジョージ・フロイド

↓コロナ対策で日本でも有名になったニューヨーク州のクオモ知事が「Say Their Name」で載せている画像がこれまで不当に殺害されてきた黒人の方々の氏名なのだと思います。

↓こちらも「Say Their Name」で出てきたツイートです。似顔絵と氏名と亡くなった時の最後のメッセージのようなものを記載しています。

↓ツイッターから。黒人女性が祈っています(演説に近い)。

「私達はもうハッシュタグは要らない。私達はハッシュタグになりたくない」

これは不当に殺害された方々の氏名がSNS上でハッシュタグとなることから来ていると思われます。不当に殺されたくない、ということですね。
続けて30名以上いる彼らの名を上げていきます。とてもパワフルな演説です。(私、英語を全く聞き取れていませんが)

続々出される夜間外出禁止令(curfew)

この事件が起きた頃、私はニュースを把握していませんでした。それが、ある日を境に、ツイッターで CNN Breaking New がどんどん出始めました、アメリカ各地で夜間外出禁止令(curfew)が発令されていったんですね。

ビックリしました、何事だ?って。
とんでもないことになっているらしいとやっと気づいたわけです。

抗議活動がホワイトハウスに迫った時に私が思ったのは「革命だ!」ということでした。

本物の「チェンジ」が起こって欲しいです。

略奪暴動から平和的な抗議運動へ

ここでは略奪(loot)行為についてと平和的な抗議運動へ変わりゆく過程を紹介。

日本にいると、抗議活動のほとんどが暴動だと思いこんでいる方もいるようですが、実は略奪行為はその発生後、どんどん収まっていった印象です。

また、略奪行為を行っていた者の中には、この抗議活動を良しとしないグループが紛れて破壊活動を行っていたという節もあるようです。

暴動などは急速に収まり、平和的な抗議活動が行われています。その映像は感動を覚えます。

一部の参加者が暴徒と化し略奪や警察官への投石をはじめ、周辺地域では警察署の窓が割られる、複数の店舗が焼失する、他の店舗の物品が略奪されるなどの被害を受けた。

引用:Wikipedia

↓5/31の時点で。暴動状態。しかし、最後に抗議者達のとった行動が素晴らしい。

00:37に警察官が かばってくれた女性の股をパンチしているように見えます。残念。

↓5/31:ブルックリンでターゲット(ホームセンター)を略奪しようとした抗議者がいて、非暴力で止めた映像!この映像は見て欲しい!!涙が出そうになります。

↓5/31、白人女性2名が抗議活動に紛れて、スタバの建物にBLM(Black Lives Matter)とスプレーしており黒人が止めに入っています。

「我々はこんなことをしない」と。指摘された後の白人女性の素振りを見ていると、本当にわざと破壊活動を行っていたようにも見えます。悲しいことですね。

↓6/1、ワシントンDCにて。暴動を起こす人物を警察に引き渡すためにタックル。

問題の人物は、警察に投げるために舗装された道を砕いていました。ツイッターではこの人物を「アンティーファ」だとしています。どうやら格好などから推測できるようなのですが、私の方では定かではありません。

最初にタックルした勇者は、ケリを入れる他の抗議者を静止し、警察に引き渡す際もしっかりアピールしてるんですが、混乱の中、彼が捕まってしまいます・・・最後は解放されてよかった。

↓6/2:黒人男性ジョージ・フロイドさんの兄弟がスピーチ。それをツイートするオバマ前大統領。

「私達は平和な家族です…別の方法で訴えよう。我々の声は無視されると考えるのをやめて、投票しよう。」

↓警察のグループから群衆の中に一人取り残されてしまった警官を暴徒から守る抗議者。

これは動画があったのですが、見つけられなくなりました。一部のニュースサイトでは見られるようです。

↓「暴動」をめぐって。この動画も必見です。日本語字幕をつけて下さってます。ありがたい。

↓6/3に投稿、ミネアポリスの現状を訴えています。

食料品を買う場所もない、薬局も事務もレストランも何もかも焼けてしまった。これも黒人の命の問題。こんなやり方は間違っている。

↓6/3に投稿された動画。ビルの落書きBLMを消す白人の3人の女性(女の子という年齢でしょうか)。

車の中にいる撮影者は、BLMが消されているのに不服なようで、彼女たちになぜ消すのか質問。最後に撮影者は「disgusting (ムカつく)」と繰り返しています。

彼女達は壁を掃除しているように見えるし、私は彼女たちが正しいと思います。コメント欄もそういう意見が多くて良かったです。

↓6/3:ロス市長の住居前。平和的に訴えている。この後、夜間外出禁止令を破ったということで穏やかに逮捕されました。

この非暴力で平和的な訴えを見て、自然に涙が出てきます。ただただ感動するばかりです。

↓6/5:ワシントンでは夜間外出宣言が出されなかったようです。ワシントンの抗議者はとても平和的で一人の逮捕者も出なかったそうです。

警察官が膝をついて賛同しともに行進する姿

この抗議活動の中で、感動するシーンの一つが警察官の共感でしょう。

↓ミネアポリス警察長がフロイドさんの家族に謝る。(内容を読めていませんがリンクを貼っておきます)

↓6/1:クリススワンソン氏はミシガン州ジェネシー郡保安官。

「ヘルメットを置いてミシガン州の抗議者たちと連帯して行進した後、クリススワンソン保安官はこの夜の終わりに抗議者たちの前に立ち、この演説をした」

▼Bellevue, WA Police Chief addresses protesters: “We are with you, we’re not against you."

↑私がとても感銘を受けた動画です。警察と一般市民の議論。みな自分の意見を持っています。抗議の声をあげた人には前に来いと言って発言させてあげるんですね。私の英語力では議論の内容は不明瞭なんですが、なんとなく、すごさは理解できる(笑)。

自分の意見を持つよう教育されるのと、先生が言ったことを忠実に守るよう指導される日本の小学校との違いでしょうか。こういう、一般住民の議論が活発なところは、日本に足りない部分ではないでしょうか。

▼黒人男性ジョージ・フロイドの霊柩車に、警官がひざまずいて弔意を示す

と、ここまで警察の共感を書いてきましたが、一方で・・・

一方で警察の残忍性がクローズアップ

抗議活動が進む中、黒人白人問わず、警察のbrutality(残忍性・野蛮さ)が問題視されるようになりました。

「Police Brutality」は抗議活動のさなかよく見る単語となりました。「警察の不当な暴力」となっていますね(出典)。

特に、75歳の白人男性がいきなり警察に突き飛ばされた事件は本当に痛ましいです。ニュースのリンク先から見られるかもしれませんが、ショックな映像ですので、ご注意ください。

ツイッターで見たのですが、アメリカ人(白人)の意見で、警察がここまで酷いとは思っておらずショックを受けていると言っていたのが印象的でした。

米ニューヨーク州バッファローで、デモに参加中の75歳男性を突き倒したとして警官2人が停職処分を受け、これに抗議した警官57人が緊急対応チームを辞任する事態となった。事情に詳しい情報筋が5日明らかにした。

ニューヨーク州のクオモ知事は警官2人の行為を「とうてい正当化できず、全く不名誉なこと」と非難。突き飛ばされた男性は重傷を負っており、調査が進められている。

デモを捉えた4日の動画には、警官の隊列が男性に歩み寄り、そのうち2人が男性を押す様子が映っている。男性が頭から歩道に血を流すのを横目に、警官らはそばを通り過ぎ、中には男性のことを見下ろしている警官もいる。

デモは市内の広場で行われたもので、米国各地のデモと同様、黒人男性が警察の拘束下で死亡した事件をめぐり人種的正義を求める内容だった。

辞任した警官57人は緊急対応チームの職を辞したものの、警察を退職したわけではない。

バッファロー警察組合は地元メディアの取材に、この57人について「単に命令を実行しただけの同僚2人が処分を受けたことに憤りを感じ、辞任した」としている。

出典:CNN

バッファロー市長によると、「昨晩、彼はあの場所を離れるよう何度も要請されていた」ということです。

この老人は平和的に抗議活動に参加していたようです。

動画の中で、老人は驚くほど穏やかに警察に話しかけたように見えました。警察は、老人を無視してスルーもできたのではないでしょうか・・・。そこをいきなり無抵抗の人間をコンクリートに突き飛ばしたんです。

幸いなことに現在、容態は安定しているようですが、ものすごい勢いで後頭部をコンクリートに打ち付け、その音が動画を通じて聞こえるほど。。。血が流れているのが見える。。。警察はその脇を通り過ぎていくんですね。

この動画もショックで痛ましいものでした。

▼「警察の暴力」に関しての記事です。

ミネアポリス市、警察を解体し再建へ

私はよく読めてない、理解できてないのですが、リンクを載せておきます。

6/8 の時点でジョージ・フロイドさんを殺害した警察官が所属するミネアポリス警察の解体・再建が決定したようです。

その他の感動的なシーン

↓6/7。ニューヨークでの正義のための行進。みんな平和的に行進しています。感動的です。

↓クオモ知事の言葉。分断よりも団結を。

↓6/8のロスの様子。平和的な抗議運動は小さくなる気配を見せない。

火に油を注ぐトランプ大統領

トランプ大統領、怖いほど火に油を注ぎまくっている印象です。

ツイッター社が非表示にした問題発言

フォーカスされているのは「when the looting starts, the shooting starts」。このフレーズが歴史的に根深い差別的発言だということです。

※現在、トランプ発言は削除されておらず、ツイッター上で非表示になっており、「表示」を選択すれば見ることができます。

トランプ氏の投稿は、25日に黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警官に殺されたことに対する抗議デモが暴徒化したことについて、暴徒化した人々を「THUGS(悪党、ちんぴら)」と呼び、「when the looting starts, the shooting starts(略奪が始まれば発砲が始まる)」と軍による武力行使を予告するものだ。英BBCによると、このフレーズは1967年にマイアミ市警本部長が公民権運動のデモに参加したアフリカ系米国人に対して脅しとして使ったものと同じという。68年には、マイアミ市警は抗議行動に参加した3人を殺害し、200人以上を逮捕した。

引用先:IT media

なんと!トランプが地下壕(bunker)へ逃げた!

5/29にトランプ大統領が一時期、地下壕へ避難していたようです。

トランプ米大統領はホワイトハウスが危険な状態にあると判断された5月29日遅く、地下壕(ごう)に退避していた。事情に詳しい関係者が明らかにした。当時は黒人男性の死亡をきっかけにした激しい抗議運動がホワイトハウスの外に迫っていた

引用:Bloomberg

ちなみに、bunker とは、「鉄筋や強化コンクリートによる分厚い装甲をもった、もしくは地下や山を掘りぬいて作られた軍事建造物」とのこと。ゴルフのバンカーもコレ。

避難が判明したのは、6/2あたりのようです。#BunkerBoy と揶揄されているようで、ツイッター上でも検索するといろいろ出てきます。

↓英語字幕が付いています。現地の方がどう感じているか、なんとなく推し量ることができます。

↓トランプ大統領に誰かが質問している音声なのでしょうか・・・オリジナル音声の出どころが何処なのかよく分からず・・・でも紹介しておきます。

なんと!トランプがホワイトハウスの周りに壁を建設

トランプ大統領、とうとうホワイトハウスの周りにフェンスで壁を作っちゃいました。本当にビックリ。哀れに思えてくるほどです。

この壁は、#BabyGate と揶揄されているようです。まさに赤ちゃん用のゲート。

↓ちなみにツイート中の「yellow BLM street painting」については後述します。

↓6/7、トランプ大統領はDCでの群衆が思ったよりとても小さかったとツイート

リプライでは、大勢の人々が平和的に行進している動画が返されています。そして、#BabyGate の先にある地下壕からだとよく見えないみたいですね、と。

6/1:「法と秩序の大統領」スピーチ

6月1日の夕方、トランプ大統領は「ホワイトハウスで演説し、事態の鎮静に陸軍の投入も辞さない姿勢を示した。野党・民主党の知事などからは強い反発が出ている。」(出典:BBC

以下の動画がそのスピーチです。リンク載せておきますが私はほとんど聞いておりません・・・・

トランプ氏は1807年制定の「Insurrection Act(反乱法)」を発動し、陸軍の投入を含め、連邦政府の持つあらゆる手段を使って、暴動や略奪、攻撃や建物の打ちこわしなどを取り締まると述べた。

出典:BBC

トランプ氏の演説が始まる約20分前には、ホワイトハウス前のラフィエット公園広場で警察暴力に抗議していた人たちに対し、シークレットサービスなどの機動隊が催涙ガスや閃光(せんこう)弾などを使い、強制退去させた。

出典:BBC

抗議者たちを強制退去

この強制退去の様子が以下の動画にまとまっていたので紹介します。英語字幕を表示できます。(動画の内容が正しいかは分かりませんが)トランプがやっていることが時系列でよくまとまっているように思います。

▼A video timeline of the crackdown on protesters before Trump’s photo op

トランプ氏は演説の最後を、「ではとても、とても特別な場所にうかがって敬意を表する」と締めくくった。この後、随員たちとラフィエット公園を徒歩で通過し、ホワイトハウス近くのセントジョン米聖公会教会へ向かった。教会前では他の政権幹部と並び、聖書を手に記念撮影した。

出典:BBC

徒歩で通過するために、催涙ガスなどを使って抗議者たちを強制退去したんですよね。なんちゅーリーダーだ。

教会で聖書を持って写真撮影

ワシントンDCでの演説の後、歩いてセントジョン米聖公会教会へ向かったトランプ大統領。

「同教会は1816年以来、歴代の大統領が訪れる”大統領の教会”と呼ばれる」そう。

その教会の前で、聖書を不慣れな感じで持ち上げ、記念撮影をしました。

↓音声が悪いですが、歩いている様子。

主教の反応は・・・もちろんNO

米聖公会ワシントン教区のマリアン・ブッド主教は、トランプ氏が教会を「小道具」に使ったと批判している。

主教は米紙ワシントン・ポストに対して「激怒している」と述べ、「私たちの教会を小道具として使うため、(抗議集会を)催涙ガスで排除するなど、儀礼的な事前連絡さえなかった」と話した。「しかも聖書を手にして。神とは愛だと聖書には書いてあるが、(トランプ氏の)言うことなすことすべて暴力を駆り立てるものだ」。

「トランプ大統領に、聖ジョン(ヨハネ)を代弁してほしくない」と、主教は述べた。

出典:BBC

キリスト教関係はトランプ最大の支持層というイメージがあるのですが(違ったらすみません)、そこからもそっぽを向かれてしまったということでしょうか。

このパフォーマンスを喜んだ支持層は果たしているのでしょうか。

州知事や市長からも批判

↓イリノイ州の州知事。

イリノイ州のJ.B.プリツカー州知事(民主党)はCNNに対して、ホワイトハウス外の抗議者たちが強制排除されたことについて、「アメリカではこんな真似はしない。この国の警官たちは、市民を守るために街なかにいる少なくともここシカゴでは、平和的抗議集会を摘発などしない」と述べた。

さらに、演説に先立ちトランプ氏と知事たちが電話会議をした際には、トランプ氏が「狂ったこと」を話していたとして、「国内のすべての都市の道路を支配すると言っていた」と批判。プリツカー氏はトランプ氏を、「人種差別主義者だ」と非難した。

出典:BBC

本当に。平和的に抗議している集会を追い払ってはいけないと思います。

↓ワシントンのパウザー市長。

ワシントンのミュリエル・バウザー市長は、市内の夜間外出禁止令が始まる午後7時より「25分も早い時点」で連邦警察が平和的な抗議者たちに、催涙ガスなどを使って排除したことに、強く抗議。連邦警察のそうした行動によって「DC(コロンビア特別区)警察の仕事が、いっそう難しくなった」と批判した。

出典:BBC

ワシントン市長はこの後、ある行動に出ます。

ワシントン市長の行動

6/5、米首都ワシントンのホワイトハウスへ続く通りに黄色い文字で「BLACK LIVES MATTER」が描かれ、通りの名前も「Black Lives Matter Plaza」と改名されました。

許可を与えたワシントン市長は黒人女性のバウザー氏で、トランプ大統領と対立関係にあります。

バウザー氏が許可を与え、地元アーティストと市職員らが制作した。トランプ米大統領が1日にデモ隊を強制排除した後、写真撮影をした教会も通りに面している。デモに参加していた黒人男性の会社員、ケビン・マニングさん(28)は「時代が変わりつつあるという重要なシンボルになるかもしれない」と話した。

引用:毎日新聞

↓ワシントン市長のツイッターです。

黄色くペイントされた道路をツイッターに投稿した市長は、ルイスビルの警察官によって殺害されてしまった女性ブリオナ・テイラーさんの名前をあげ、「ブリオナ・テイラーさん、あなたの誕生日に我々は結束します。アメリカを、あるべき姿にするために」とコメントを添えた

出典:TVGROOVE

以下に毎日新聞の日本語記事があります。

黒人たちの置かれている環境

黒人が母から教わる命を守るためのルールとは

日本人から「あたり前の行為」という意見が散見されましたが、外国に旅行に行くときの話ではないんですよね。生まれ育った国でこういうルールに従わないと、命の危険に繋がるという環境です。

SYSTEMIC RACISMを説明した動画

SYSTEMIC RACISMは構造的人種差別、制度的人種差別などと訳されるようですが、黒人として生まれただけで不公平に扱われ不利益を被るような仕組みが社会に組み込まれていることを指すようです。

日本語訳付きです!

銃社会について:映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』より

マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』にて、アメリカの銃社会についてアニメで説明している箇所があります。

この映画自体、少々問題もあるようなのですが、私はこのアニメがわかりやすくて腑に落ちたんですね。

銃を手放せない白人の根底にある黒人に対する感情のようなものを理解できたように思います。

アメリカ建国の経緯に大きくまつわる先住民族インディアンの迫害・黒人奴隷強制使役以来、アメリカ国民の大勢を占める白人が彼らからの復讐を未来永劫恐れ続ける一種の狂気の連鎖が銃社会容認の根源にあるという解釈を導き出す。

『ボウリング・フォー・コロンバイン』

Dr. Bernice King:The US needs a radical revolution of values.

キング牧師の娘さんである Bernice King さんによるTED動画です。「アメリカは価値観を根本的に変革する必要がある。」字幕も翻訳もまだ付いていない状況です。

おまけ

以下、素晴らしいと思った情報を載せておきます。

バンクシーの作品と声明

人種差別について学ぶには

小2息子と一緒に観ました。まだ全然、理解はできてないようですが、少しずつでも一緒に学んでいきたいです。

多様性とは

↓「ステレオタイプ」についても面白いです。映画ズートピア考。

マスター・ヨーダだって!

サンフランシスコにヨーダ噴水があるんですね。

さいごに

こういった事件から日本を考えると、自分を含め、まだまだ「差別」というものに対する成熟度は低いのでは、と感じました。

「差別」を考える時、「多様性」が重要だと思うのですが、今後、日本でも今以上に重要なキーワードになるでしょう。

より良い世界になりますように・・・

参考URL

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