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ジャパネットたかた創業者の髙田氏と山中教授の対談動画から~ファクターXとは~

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Youtubeのリコメンド機能で知った動画です。ジャパネットたかた創業者の髙田しゃちょー(※)とiPS細胞でノーベル賞の山中教授の対談です。

※もう「社長」ではないのかもしれませんが、愛称として「社長」と呼ばせていただきます。

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動画説明

ジャパネットたかた創業者の髙田明さんが京都大学 iPS細胞研究所の山中伸弥教授に「新型コロナの時代を生きるヒント」を聞きます。2人が語る新たな視点は?

●NBC Pintで2020年5月19日(火)に放送した「Pint 山中伸弥×髙田明 新型コロナの時代を生きるヒント」のノーカット版

●収録は、佐世保市のジャパネットたかたのスタジオと京都大学をオンラインで結び、2020年5月18日(月)に行われました。

NBC Pint 山中 伸弥 × 髙田 明 新型コロナの時代を生きるヒント

山中 伸弥 × 髙田 明 新型コロナの時代を生きるヒント

動画のインデックスです。

  • 02:30 新型コロナの実態は?
  • 04:32 感染が一気に進み危機感が増した。命にかかわるという受け止めに
  • 05:51 何かやらないといけないという思い
  • 08:12 ウイルスとの共存 インフルエンザ・SARSとの違い
  • 12:35 死の迎え方の衝撃。感染拡大を防ぐ行動の大切さ
  • 15:11 新型コロナ対策は?
  • 19:43 世界での感染の拡がりと日本の対策 ファクターXとは
  • 28:41 大切な人の命を守る意識
  • 30:48 抗体検査を急ぐ必要性
  • 44:18 ワクチンと治療薬開発のメドは?
  • 49:08 観光県・島が多い長崎 県民の心構えへアイデアを
  • 51:59 今回のコロナ禍で『スポーツの役割』は変わる?

感想

髙田しゃちょー、故郷・長崎思いの方ですね。この未曾有の危機に際して、有益な情報をみなさんにお届けしたいとする真摯な姿勢で「きっと良い人なんだろうな」と思える動画です。

ただ一点。

髙田しゃちょーは「イイ質問!」という問いを教授に聞いてくださるのですが、肝心の山中教授の答えが途中で遮られてしまうシーンが何回かありまして(笑)

「続きが聞きたい!」と思うのですが、髙田しゃちょーが熱い想いを語ってしまうという(笑)

そして、二度とその命題には戻ってこない・・・

続きが聞きたかったです (^-^;;

特に、私が知りたかったのはファクターXのくだりです。ファクターXとは、山中教授がホームページで解説されていますが、

日本の対策は世界の中でも緩い方に分類されます。しかし、感染者の広がりは世界の中でも遅いと思います。何故でしょうか?? たまたまスピードが遅いだけで、これから急速に感染が増大するのでしょうか?それとも、これまで感染拡大が遅かったのは、何か理由があるのでしょうか?私は、何か理由があるはずと仮説し、それをファクターXと呼んでいます。ファクターXを明らかにできれば、今後の対策戦略に活かすことが出来るはずです。

ファクターXの候補

・感染拡大の徹底的なクラスター対応の効果
・マスク着用や毎日の入浴などの高い衛生意識
・ハグや握手、大声での会話などが少ない生活文化
・日本人の遺伝的要因
・BCG接種など、何らかの公衆衛生政策の影響
・2020年1月までの、何らかのウイルス感染の影響
・ウイルスの遺伝子変異の影響

https://www.covid19-yamanaka.com/cont11/main.html

というもの。

山中教授が現時点で考えるファクターXは、3つあったようです。1つ目としてクラスター対策を上げてらっしゃいました。残りの2つが気になる・・・

※私も動画をさっと一回、聞き流しただけですので、勘違いしてたらすみません。

日本人はコロナに強い?

日本のコロナ死者割合(人口10万人に対する死者数とかそういうモノ)は欧米に比べて遥かに少ないのですが、アジア(東アジア)諸国内で比較すると、決して「優等生」ではないようです(出典)。

私は、医者でも科学者でもないので、ただの【感想】なのですが、日本政府の対応が素晴らしかったから、日本の死者割合が低いとは思えないんですよね。

3月の一斉休校は確かに英断と呼べる部分もあったかもしれませんが。クラスター対策も初期の頃は功を奏したのだと思いますが。

検査数がここまで増えない点と、それに対する対応の「遅さ」がね。保健所へのデータ報告は今どきFAXですしね。

SARSの経験から教訓を得て対応を進めてきた台湾などとは、やはり歴然とした差があると思うんですよね。

にも関わらず、欧米の悲惨な状況(ニュースなどを見てると泣けてきます)と比べて、日本はなぜこんなに死者数が少ないのか。

以下、関連する新聞記事のURLを載せておきます。
※記事の日付が古いモノもあります。

なぜ日本人はコロナに強い? 致死率が欧米より異様に低い【緊急企画 新型コロナを正しく恐れる】

ここで「ファクターX」の候補として上げられているのは、

  • 別の死因で片付けられている人が大勢いるのでは、と(諸外国から)疑われている。
  • BCG(結核ワクチン)の接種率の違いという説。
    接種率が高い国ほど新型コロナの被害が少ないといわれている。
  • 肥満が原因となる糖尿病や高血圧といった慢性疾患は新型コロナの重症化リスクであることが知られている。
    肥満度(BMI>30)を比較すると、アメリカ37・3%、イギリス29・5%、イタリア22・9%、日本人はわずか4・4%だ。
  • 日本人はすでに集団免疫を獲得している、という仮説。
    同12月には71万人、今年1月には92万人もの中国人が来日した。状況が悪化した同2月になっても、まだ9万人近い中国人が入国していた。

記事の中で結論はでていない。

清潔文化が感染防ぐ?コロナの死亡率、日本が低い訳

本記事の「ファクターX」の候補で面白い説が出ている↓

  • 有気音(顔の前にティッシュペーパーをつるし、動くと有気音、動かないと無気音)のない日本語はしゃべる時の風圧が低く、飛沫(ひまつ)(10マイクロメートル以上の粒子)の飛距離が短いため。
    有気音のある英語や中国語の話者よりも日本人は、飛沫を通してウイルスを広げにくい。
  • 日本人の清潔文化。
    世界一清潔な国民性。室内で靴を履かない、握手をしない、箸を使う、風呂に入るなど感染を防ぐ行動様式が日本にはあるとみる。

この記事も、もちろん「これが原因だ!」とはしていない。

以下の文章をメインに記事は終わっている。

新型コロナでも「日本は人口当たりの死亡率が低い。清潔文化が寄与していると考えられる」。それゆえ欧米では抗体保持者が6割を超えれば終息とされるが、日本は3~4割でよいとの見方を示す。

「大切なのは、日常生活の中でウイルスの伝播(でんぱ)を防ぐこと。清潔文化に自信を持って冷静に対処すれば、日本人はこの危機をうまく乗り切れる」。

新型コロナは「肥満大敵」 世界が首を傾げる日本のナゾに迫る

ウイルスに感染するまでと感染してからの2段階に分け、日本の対応を記事の筆者が採点している:

【感染前】
(1)手洗いやマスク着用◎
(2)家の中に入る時は靴を脱ぐ◎
(3)消毒などの衛生観念◎
(4)高齢者施設の対策?
(5)都市封鎖や社会的距離といった公衆衛生的介入○
(6)検査体制▲


【感染後】
(1)医療へのアクセス◎
(2)免疫力?

つづいて記事は肥満がどれほど新型コロナウイルス患者に悪影響を及ぼしているかを数字で示し、最後は以下の文章で締めくくられる。

「肥満」が、対策がぬるいのに死者が少ないのはなぜと世界に首を傾げさせている「日本のナゾ」を解くカギの一つになるかもしれません。

「コロナ収束は日本人のマジメさや清潔さのお陰」という勘違いの恐ろしさ

最後にあげたこの記事は、かなり感情論というか科学的ではない気がそこはかとなくするのですが、「日本人は終わってしまったことについての要因分析が苦手」は妙にナットク。なんだか分からないけれども上手くいった、というのが多い印象なんですよね、日本。それを神風というんでしょうかね。

過去を分析して科学的に未来へ活かすことをしていってほしいなと思います。

さいごに

個人的に、「ファクターX」は、これまで上げられていた原因が複合的に合わさって効果があるようい思います。

  • 清潔さ
  • 文化的な距離(ハグ、キスしない)
  • マスク文化:
    (山中教授も動画でおっしゃってましたが)マスクはとても感染拡大防止になっていたようい思います。特に、日本人は自己防御もありますけど、他人に移さないためにする、という面が強いと思います。これは、悪く言うと、周りに白い眼で見られないため、という文化に繋がりますが。
  • BCG、もしくは交差抗体、もしくは遺伝的な何か。

新型コロナウイルスの脅威の度合いが異なるのだから、日本は欧米と同じような対応を取らなくても良い気がするんですよね。

現実に即した、正しい恐れ方が必要だと思うんです。

ただ、そのためには、やはり「なぜ日本人(東アジアの人々)は「軽傷」ですんでいるのか」を科学的に解明する必要があると思うんです。

そこが分かれば、新型コロナと共存するにしても、かなりリーズナブルな(理にかなった)対策が取れるのではないでしょうか。

以上です。

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