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「連続体」という考え方~障害があろうとなかろうと:「診断されたら」シリーズ2

12月 6, 2019

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「連続体」という考え方~障害があろうとなかろうと:「診断されたら」シリーズ2
私がイメージする、スペクトラム

私自身が発達障害【疑い】なのですが、佐々木正美先生の「発達障害スペクトラム」という考え方を取り入れることで、頭の中が整理されました。そして、育児において、非常に大切な観点を教えてもらえたと思っています。

なんとか、この記事で伝えていければ・・・トライしてみます。

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出典

出典は、『子どもへのまなざし』の「続」か「完」だったと思うのですが、該当箇所を見つけられず。

しかし、先日記事にした「”発達障害を持つわが子と、上手にコミュニケーションを取るには”」でも紹介した『わが子が発達障害と診断されたら』という書籍内にて、この考え方について記載があったので、ここに引用させて頂きます。

「発達障害スペクトラムと家族のエピソード」46頁 より

 四十年以上の間、非常にたくさんの子どもたちを診てきた経験から整理し直してみると、私は、健常だ、発達障害だと分けなくてもよいと思っています。多くの人がさまざまな程度に発達障害的な部分を持っているのではないかと思うからです。

 ・・・中略・・・

 ・・・「発達障害」という軸を仮に想定して並べてみた時、その特徴が顕著な人から、全然そういう部分がないという人まで、連続性があるものだと私は思いたいのです。

 そういう意味でもし、「発達障害指数」というものがあるとしたら、多少色彩があれこれ違っても、すべての人があてはまるものではないかとさえ思います。この「指数」というのは、ただ一つの基準で並べた時の位置であって、その人が人間的に優れた人格かどうかということとは全く違うものです。

 そういう連続性の中にあって、例えば、血圧を基準に取れば自分はこうだ。知能指数を基準に取ればこうなる。発達障害指数を基準に取ればこういう特徴がこのようにあるというだけのことだと思うのです。

『わが子が発達障害と診断されたら』 46頁

障害じゃないって?じゃぁどうすればいいの!

3回も違う病院に行きましたけど、結局、私は発達障害なのかどうなのかはっきりせず。となると、自分をどうカテゴライズしたら良いのか、うっかり迷うワケです。

また、息子も怪しい部分がありますが、どこの機関に行っても「違う」という態度を取られる。でも、実際は全く嬉しくなくて、逆にどうしたらいいのか分からなくなるんです。発達障害じゃないと言われたとしても、奇声がすごい(2歳の頃)、切り替えが極端にできない、癇癪が酷い、会話が成り立ちづらい等、結局、シンドイのは変わらない。それどころか、「健常なんだったら、怒るというアプローチが効くのか?」などというラビリンスに迷い混む。

じゃぁ、どうしたらいいんだ。

私は対策したいんだ。

んで、発達障害の子への対応策を日常生活に取り入れると、少しラクになるんですよね。どっぷり悪循環が好循環に向かい始める。歳が小さければ小さいほど親は取り組みやすい。だから私は、診断結果に関わらず、療育的対応を取り入れました。

そして、こういった視点を持てると、結局どっちなんだ!というジレンマを感じなくて済む、診断結果に振り回されなくて済むと思うんです。

息子に障害があろうとなかろうと、私の彼に対する態度のコアの部分は、そんなに変わらない、ということです。

前提ですが、「療育的関わり方(構造化など)は、定型発達の子ども達にも害になるどころか有益」という事実があります。どこかの著書で読んだのですが、これも出典を思い出せません。すみません。

無理くり意義を持たせてみる?

息子が通った幼稚園も、かなり障害児育児に理解のある園で、そこに通えたことも大きかったです。すごく中身の濃い幼稚園生活を通して、母も子も(ときには父も)、自分の得手不得手、長所短所を知ることができました。これはとても大きな収穫だったなぁと思います。

障害があろうとなかろうと、親も子も、 得手不得手、長所短所がある。得意を伸ばして苦手をサポート!

障害ではなくても、例えば感覚で苦手なことがある人はきっといることでしょう。

そういう時に、発達障害の人々に有効な方法が健常の方にも役立つことがあるのではないでしょうか。万人受けの方法はないかもしれないけど、いろんな引き出しを増やすことができます。障害かどうかの診断(レッテル)に関わらず、療育的関わり方は取り入れていったらいいと思うのです。

そして、これこそが、発達障害の人々の短所(メジャーな人々にとっての短所)が存在する意義である、などと捉え直すと、我々の不得手も少し世の中の役に立ててる気がしませんか。

ちょっと強引ですかね。

以上です。

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