「おもちゃでアップ?女子の理系脳」にズッコケた。でも、おもちゃは大切だと思う【NHKおはよう日本】より
今日のNHKおはよう日本にて、「おもちゃでアップ?女子の理系脳」という特集が放送されていました。興味を持ってTVを見ていましたが、なんだか特大ブーメランがNHKさんに突き刺さった現場を見てしまったような・・・(笑)

NHKおはよう日本放送内容
放送内容が以下のNHKのサイトにまとめられていました。
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2020/02/0220.html
本記事では、上記サイトから引用しつつ番組内容を見ていこうと思います。
親が決めつけていませんか?という問いかけ

冒頭、「親はおもちゃを与える時に子どもの性別で決めつけていませんか?」と問いかけから始まります。
おもちゃを買うときも子どもの知能の発達に少しでもいいものをと、つい考えてしまうのが親心ですが、光ったり走ったりするおもちゃは男の子、かわいいお人形は女の子と、決めつけていませんか?こうした決めつけのせいで、女の子が算数や理科に興味を持てなくなっているのではないかという声が海外では以前からありました。いま、日本でも「理系女子」を育てるおもちゃの開発が進んでいます。
出典:おもちゃでアップ?女子の理系脳
こちらも、「むむ?」となるわけです。

そうだな、決めつけは良くない。子どもには色んなことに興味を持ってもらいたいもんね。
じゃぁどうしたらいいのかな?
決めつけてるのは・・・?

今度、発売される女の子向けの知育おもちゃは、「オシャレやかわいいものが大好きな女の子が、楽しみながら学べるのがポイント」 だそうです。。。
おいおい、NHKさんが決めつけちゃってませんか(笑)
あの問題提起はなんだったんだ。
ちなみに、私は近所のお兄ちゃんとキャッチボールするのが好きで、ピンクが大嫌いな「女の子」だったので余計モヤモヤするのかな。
番組内で紹介されているおもちゃは、女の子の着せ替えができるようにプログラミングを考えるというもの。試して遊んでいる女の子からも「カワイイ~」の声が。

誤解のないように書いておきますが、私、こういうおもちゃ自体はいいと思いますよ!着せ替えが好きな子がいるでしょうしね。男女関係なくね。
↓小学校プログラミング教育必修化については、こちらの記事を参考にしてください。

2020.01.10

2020.01.22

2020.02.02
次に、 電気が通ると音が鳴る“ピアノ”が紹介されていました。鉛筆で塗りつぶすと、その炭素で電気が通って音楽がなるという仕組みのようです。ここでも、「音楽が好きな女の子に、演奏しながら学んでもらうのが狙いです」と。
「音楽が好きな子に」が適切だと思うんです。
まずは大人がステレオタイプを植え付けるのを止めましょうよ、ね。

イギリスの事情
ここで話題は海外の事情へ。
女の子のおもちゃについては、イギリスの教育担当政務官が、「女の子向けのおもちゃが数学や理科から女子を遠ざけている」と指摘して議論が起きるほど、海外では重要な問題になっています。
出典:おもちゃでアップ?女子の理系脳
イギリスで「女の子向けのおもちゃが数学や理科から女子を遠ざけている」 という意見があるんですね。

上の画面のイギリス教育担当政務官、何があったんだろうと少し心配になってしまう(笑)
アメリカのおもちゃ事情
お次はアメリカのおもちゃ事情。
これはバービー人形でしょうか。イケてる(笑)プログラマーが登場!

他にも華やかな職業が。

理系に憧れる女子を増やすという観点でいうと、すごく効果ありそうな気がする(笑)。冒頭の疑問からかけ離れすぎてるけど。
では、日本では?
一方、日本は理系に進む女性が少なく、例えば大学で科学を専攻した女性の割合は、他の国と比べてもかなり低いと言われています。
出典:おもちゃでアップ?女子の理系脳

諸外国と比べると低いんですね。もう少し高いかと思ってましたが。かくいう私も文系出身のプログラマーですからね。
でもね、これを見て思い出されるのは、医学部で女子生徒を取らないようにしていた大学ですよ!

日本の場合はおもちゃの選び方以前に、社会全体の女性性に対するステレオタイプというか理想像が問題の根底にあるのではないでしょうか。 そういう所をまず改めいっ!
また、2020年4月から小学校でプログラミング教育が必修化するということで、プログラミング教室が盛況のようですが、生徒の多くは男子とのこと。

プログラミング教室 広報の方:
「やはり『男の子は理系、女の子は文系』というイメージは、保護者の方にもあるかなと思います。そういうことも参加者の男女比に関係してるのかなと思います。」
出典:おもちゃでアップ?女子の理系脳
そうですね、保護者のイメージを変えることは大切だと思います。
↓小学校プログラミング教育必修化については、こちらの記事を参考にしてください。

2020.01.10

2020.01.22

2020.02.02
番組の最後に
なぜ、理系女子を育てたいというニーズが出てきたのか?
その背景には、国と親、それぞれの期待があるそうです。

国は人口減少とIT化が進むなかで、将来の日本の経済を支えるのは理系人材だとして、育成に力を入れています。
一方、親はわが子にIT社会で活躍してほしい、AI=人工知能が発達しても仕事が奪われない人材になってほしい、そのために選択肢を少しでも増やしたいという切実な思いがあります。
出典:おもちゃでアップ?女子の理系脳
なるほどね。番組の中では、理系が「日本の国を支える人材」というニュアウンスでしたね。
番組の最後は、理系が苦手な親は、子どもをどう育てていけばいいのだろうか、という疑問に対する回答で締めくくられました。
幼児期からの女子の理系教育を研究する日本体育大学の稲田結美准教授は「男女の差よりも子どものころ、どんな遊びをしたかで、興味関心が左右される。遊びの中で理系への関心を育んでいくことが大切」と指摘しています。
出典:おもちゃでアップ?女子の理系脳

なるほど。最後は私もガッテン!
ただただ、NHKの番組の持って行き方にズッコケました。そう考えるのは私だけではないようで(よかった)。
NHKおはよう日本の「理系女子を育てる」という特集。「女の子は人形やおままごとが好きだと決めつけておもちゃを選んでませんか?」と女児向けのプログラミング玩具が紹介されてたんだけど「これならかわいくてオシャレなモノが大好きな女の子も興味が持てます」って言ってて今期一番の「は?」が出た
@fukazume_taro
冒頭、「決めつけ」という単語を持ち出さなければ、ここまでズッコケなかった気がする。
番組の内容紹介は以上です。
ここからは、私の思う所を書いていきます。
男女関係なく遊べる昔遊び
男女関係なく、楽しく遊べて知育にもなるようなものは、昔遊びだと思うんですよね。集中力も鍛えられますし、ジャグリングの要素もありますしね。

この間、小学校に地域の老人会の方々が来て昔遊びを教えてくれました。ありがたいです。 おてだま、あやとり、はねつき、こま、ベーゴマ、 けん玉 ・・・最近の子たちは、そもそもやったことがない子が多いんですね。
でもね。子ども達は夢中になるんですね!!
教室の後ろに昔のおもちゃが置いてあって、休み時間に一生懸命、思い思いの遊びを楽しんでいました。男女関係なく。これぞ、子どもですね。
こういう子どもたちの姿を見て、正直、ホッとしました。
テレビゲームの前に、実態のある、手を使う体を使うおもちゃを遊び倒して欲しいなぁと思います。
我が家の昔のおもちゃ
うちの息子はだいたい一通り遊べます。私が幼い頃よく遊んで好きだし、息子の幼稚園もそういう遊びを大切にしてくれる所にしました。
↓ハギレで作ったお手玉。小豆を茹でて中に入れました。手縫いなので、ミシンが無くても作れますよ。

↓こま。もう1個よく回る、こまのたけちゃんのこまがあったはずなんですが、見当たらない・・・

私、ベーゴマは未経験で。主人は子ども時代に遊んだそうで回せるんですが、そういうことを子どもに教えてくれるタイプではないんだよなぁ。
↓けん玉

息子、小1の夏休みで1日だけのけん玉教室に参加して、だいぶけん玉が好きになったみたいです。それまで、子ども用の小さいの(写真左)を使ってたんですが、教室の先生に相談したら、最初から大きい大人用の方が良いと教えてもらいました。早速、右側のけん玉を購入。
他にも、あやとり、おはじき、万華鏡、などなど。あと竹馬もあります♪
こういう遊びが親子でできるのも、子どもが小さいうちだけですよね。たくさん遊びましょう!
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