遊びながら学ぶ!小1息子とかけ算でお風呂を楽しく:これは先取り?
『親と子で学ぶ算数入門』を参考に、かけ算についての触りの部分を息子と一緒にお風呂で遊びました。

2019.12.15
※注意)↑にも書きましたが、『親と子で学ぶ算数入門』はかなりクセのある書籍だと思っています。
以下、『親と子で学ぶ算数入門』から引用しつつ、息子と遊んだ方法をまとめてみたいと思います。
かけ算の意味づけ
5,6年生で出てくるかけ算
5, 6年生になると、
13 x 3/4
5 x 0.23
などが出てきます。そうすると、つまずく子が出てくるそうです。単純に増えていかないから。
「はじめは算数が好きだったが、x 分数がでてきてから、わからなくなり、それ以来、算数が大きらいになった」という人が少なくありません。
『親と子で学ぶ算数入門』 51頁
あとでも困らない、かけ算の意味づけ
まず、「1当たりどれだけのものがいくつ分」を考えると良いそうです。
例えば、以下のような問題を考えてみます。
「ウサギは1匹当たり2個の耳をもっているが、その3匹分の耳は何個か」
『親と子で学ぶ算数入門』 52頁
そして、
(1当たり) x(いくつ分)
2 x 3
というように意味づけるそうです。
ここで注意していただきたいのは、この x の意味づけのなかにはたし算(+)は少しもはいりこんでいない、ということです。つまり、x は + という土台のうえに立っていないのです。ここのところが従来の意味づけと根本的にちがいます。従来は 2 x 3 は 2 + 2 + 2 そのものだったのですから……。
『親と子で学ぶ算数入門』 53頁

レッツお風呂でかけ算遊び
この記事にあるように、牛乳パックを切り開いて正方形に切ったものに油性ペンで文字を書くと自由にカードができます。

2020.01.06
牛乳パックにウサギの絵を何枚も書きましたyo。壁にペタペタ貼れます。

ちなみに、全員に「ウサ太郎」「うさ吉」「うさ丸」・・・と名付けたのですが、覚えるのが大変だった。

そして、 「ウサギは1匹当たり2個の耳をもっているが、その6匹分の耳は何個か」という問題を一緒に考えてみました。
ま、結局、2 + 2 + 2 + 2 … を話すことになるんですけどね(爆)
↓これは、○と書いたカードをケーキに見立て、お皿(ちょっと大きく切った牛乳パック)にケーキを配りましょう。というような遊びをしている様子です。この状態で、(1当たり) x(いくつ分) を考え、4 x 3 が出てくるか、一緒に遊びながら学びました。

また、書籍にあった「x 0」の概念ですが、口頭だけになりましたが「だるまさんの足」で質問したところ、0 x 3 = 0 だということが理解できました。よかった。
まだ2回しか遊んでませんが、また本人がやる気になったら、違うお題で遊びたいと思います。
ひとこと
私、鉛筆とドリルによる先取りはアレルギーがあるし、我が子にやらせる自信もないので、いわゆる先取りは否定的なのですが、こういう先取りは大好きです(笑)
「どうして分からないの!」などと叱責などしないことが大前提です。

2019.11.26
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