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凸凹の凸を見つけようと躍起になってる私に落雷:「診断されたら」シリーズ3

12月 8, 2019

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書籍『わが子が発達障害と診断されたら』シリーズ第3弾!!

今回は 私自身がうっすら感づいていて、でも認めたくなかった気持ちにメスが入った件。安穏としていたら落雷ドーンという感じです。発達障害かどうかに関わらず、育児に悩みのある方に読んで頂けたら、とても嬉しいです。

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白日のもとにさらされた、私の中の嫌な部分

 子どものいいところや得意なことを見つけてあげる。出てくるまで待っていてあげるというのは、親の見守る力によるところが大きいと思います。そして子どもは、親がいいところを無理に見つけて引っ張り出さなくても、待って見守っているだけで、本当は、その子が持つよさというものは出てくるものです。

 発達障害ということを受け止めることがなかなかできない人が、「発達障害は能力に偏りがあるのだとすれば、この子には他の子にはない、何か特別に優れたところがあるはずだ」と思って、一生懸命見つけようとするのはよくないのです。

『わが子が発達障害と診断されたら』 76頁

↑はいココ!落雷ドーン!!!

息子には不得意なところがある。触覚過敏もある、身体の動かし方も不自然だ。言葉の使い方も独特だし、モノゴトを勘違いするクセもある、思考の柔軟性も足りない・・・

となるとですよ?奥さん! それを補う、いや、それどころか余りあるほどの天才的な何かがあるはずだ!あったっていいじゃん!!いや、ないと困る!

というしょーむない考え方。この弊害は、

妙な焦りを生むということ。

ただでさえ、「できないこと」でイライラしているのに、凹はあるけど凸がないなんて。

天才的なんて無理だと分かってる。ただ、【私が満足する、私の基準を満たした優れた点】がないと、許されない。凹だけなんて許さない。

嗚呼、歪んでるなぁ。。。

 

例えば、私が好む凸とは、

  • 恐竜博士
  • 虫博士
  • 鉄道博士
  • 折り紙名人
  • こま(けん玉)名人
  • 竹馬名人
  • 鉄棒名人
  • 漢字博士
  • クラスで一番足が早い
  • サッカーめちゃ上手
  • 水泳めちゃ上手
  • 絵がめちゃ上手
  • 優しい
  • 面白い
  • 声が大きくてどこでも挨拶できる

・・・こういった類です。しかも、相当のレベルで。

うちの子、だいたい「不安」が強くて怖くてやりたくないと尻込みしてますね、ハイ。

 

知り合いのお子さんで(健常の子)、母親が子どもに「バカなの!?」とかなり強烈なモノ言いで接していても、その子は恐竜博士だったりするわけです。。。なんかね、なんだろうな世の中ってってね。

別に大したことではない、と思わない

子どものちょっとした、ポジティブな性質を、「大したことではない」と思わず、認めようと思いました。

 例えば発達障害を持つ子どもたちの中には、「小さいときからジグソーパズルがみんなよりも、はるかに早く上手にできて、三歳ぐらいの時には、こんなにも大きなものがきちんとできた」「教えもしない文字を覚えた」「一度通った道順を覚えている」「電車の形とか年式とか路線を、本当によく知っている」というような能力を備えていることがあります。

 そういうお子さんの親御さんには、「小さい時はまだ電車の路線ですが、これが大きくなったら考古学者になっていくでしょうか、あるいは歴史学者になっていくでしょうか」「ジグソーパズルが上手に組み立てられたのであれば、美術や芸術部門の専門家に伸びていくでしょうか」とお話しすることもあります。

『わが子が発達障害と診断されたら』 73頁

思い出されるエピドードがありまして。あ、私の欠点の一つに、息子の好きなものを否定するというのがあります。

ひらがなへの執着

2歳前後、奇声で私の耳キーンなったわ!

息子は、確か2歳前後、奇声がひどかったんですね。絵本を読み聞かせることが多かったんですが、言葉が出ていない1歳半ばくらいから、ひらがなに異常に反応するようになって。「アー、アー、アー!!!」って超音波的な甲高い声で興奮状態でひらがなを指差してくるんです。「これはなんて読むの?」 ってね。その聞き方はなんというか、切羽詰まってるというか、パニック状態。周りがギョッとしてしまうほど。それで読み方を教えるとケロッと静まり返る。

まぁ、当時私は彼の奇声にやられてまして。台所のゲートを閉めて 息子から見えないように 奥まった所に座り込んで耳をふさいでたんです(もはやノイローゼ)。 物理的にも「耳キーンなるわ!」状態で耳鳴りがしたりね。

当時はね、いわゆる「自閉っぽい」姿を見たくなくて。。。今思えば、認めてあげていたらなぁと思うんですが、「まだ字なんて覚えなくていいよ」と。口には出さなかったけど「嫌だなぁ」と思っていました。本を読むことは禁止しなかったし、読み聞かせも続けてましたけど。

親の基準でなく、周りと優劣を付けるためでなく、ただ淡々と性質を述べる!

ひらがなの大半は自分で勝手に読めるようになりました (とはいえ、もちろん教えもしましたよ)。ただ、書けないし、書くの(手を使うの)は大きらいだから上達しない。

あと、読書は好きなので、漢字も勝手に読めるようになりました。同じように書けないけど!

んで、私も似た子どもで勝手にひらがなとか覚えたらしい。だから大したことと思わなかった。今も正直、思ってないけど、でも、それを彼には事実として伝えるようにしました。

実際は、読めるようには書けないから、全然なんですけどね。←私のクライテリアは満たしていない。でも、そういうことは言わないようにしてます。

大好きなことを否定しない

息子はテレビ大好きで、特に戦隊モノが未だにお気に入り。一方、私はそんなクダラナイものは見てほしくないし、同じテレビでも、せめて、おさるのジョージとか、Eてれのダーウィンとか、少しでも educational なものであって欲しい。だから、息子が一生懸命、戦隊モノのことを話してきても、「ママはキライだから(聞きたくない)」って・・私、ひどいな。

息子が私と話したがらなくなるのもうなずけます。

自分が好きな物を否定されるってツライですよね。私もさんざん母にやられてきたし。。。私の好みを馬鹿にされてきた。ちなみに、そうやって育てられた子は、周りの友達に対して否定したりバカにする子に育ちますよー(←私自身の 半生&反省から)、要注意です。

実際、戦隊モノでも息子の話を聞くように心がけたら、彼は少し話すようになってくれました。

って、この記事を書いてて気づきましたが、私、つい昨日も「なんでそんな戦隊モノが好きなの?なんでそんなモノが好きなの?」って言ってますわ・・・

嗚呼。

改めよう!!!気づけてよかった!!!

正直、「戦隊モノが好き」から導かれる能力って・・・なに?仮面ライダーになること?

せいぜい、戦隊モノの番組制作者?アクション俳優?

役に立たないどころか、暴力を肯定している気がしますが、でもね、否定だけはしないようにしよう。好きなんだもんね!

  

短所は長所。善悪ではなく性質を知ること

 発達障害の人が強みを発揮する仕事や職種というのも、発達障害の子の特徴が、社会的によい適応を示す、具体的なイメージがつかみやすくなるでしょう。
 例えば、規則性があって、例外が少なく、具体的に見たものしか信じない、現物主義、証拠主義の優先する裁判官というような法律の世界、あるいは自然科学の研究者。モノを管理することが得意なら、図書館司書の仕事などもあります。

『わが子が発達障害と診断されたら』 74頁

息子の良いところもそうでないところも、何が吉と出るか分かりませんからね。短所は長所ですしね。スティーブ・ジョブズのスピーチにあるように、点と点を繋げられれば色んな可能性も出てきます。ですので、その子のあるがままを認めてあげたい。自分が幼い頃(今もだけど)、否定ばかりされて生きるのがシンドかったから。

避けるべきは二次障害

佐々木先生は、発達障害の子も発達も成長もすると書かれていたと思います。しかし、本当に弱い部分は直らない、ということも書かれています。今後、発達障害の子の親が最も気をつけなれければならないであろう、二次障害を避けることの重要性についても書いてみたいと思います。

「見守る」ことの大切さと難しさ

 親は無理やり前から引っ張らないで、じっと待っていてやるのがいちばんいいのです。せいぜい後ろをそっと押す程度にとどめたほうがいいですね。そのわけは、待っていてあげないと、結局、子どもにとっては、「今のあなたには不満足よ」という「否定」にしか伝わらないからです。

『わが子が発達障害と診断されたら』 76頁

「じっと待つ」「見守る」・・・佐々木先生の他の本でも、「しつけとは教えて待つこと」とあり、「親の力」は即ち、「待てる力・見守る」なのかなと思います。

子どもを粘土細工のように自分好みにあれこれいじくらないで、その子そのものを認めてあげる・・・

親にとっては大したことなくても、客観的に見て、ちょっとしたことでも明るい特徴だったら、子どもに向かって言語化してあげる。

そして。

子どもを受け入れるためには、まずは自分を受け入れることから。ということで、ちょっと前に書いたこの記事に戻ります:

最後に、なんだかふっと書きたくなったので(私の意見です):成長して脳みそが統合されていけば、とんがってる所もなだらかになっていくだろうという持論があります。

 

以上です。

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