絵本レビュー『みんなうんち』はトイレトレーニングにも使える!

五味 太郎さん作 『みんなうんち』。トイレトレーニングも兼ねて早くから読み聞かせました。小1でもまだ読むので長く使える良書です。五味 太郎さん作 『みんなうんち』、トイレトレーニングも兼ねて読み聞かせました。
子どもにとって興味のある、そして大事な「うんち」をユーモアいっぱいの絵本にしました。「いきものはたべるから、みんなうんちをするんだね」というお話。
絵本ナビ:内容紹介
我が子が0歳の頃から読み聞かせていました。興味を持ってよく見てくれました。絵も大きくて文章も少なく短いから、小さい子でも楽しめる絵本ではないでしょうか。ただ、少し暗いトーンの絵が多く、パッと目を引く華やかな雰囲気ではないです。
子どもが成長した後も、再読に耐えられる本です。
PTAの読み聞かせボランティアで、小1の子どもたちに読みましたが、とても食いつきが良く、質問をつぶやきながら、集中して見て聞いてくれました。
「かがくのとも傑作集」シリーズだからなのか、途中、「ヘビの おしりは どこ?」や「くじらの うんちは どんなの?」など、普段は意識したこともない疑問を語りかけてくれる点もポイント高しです。
ちなみに、それらの答えは作品中には載っていません。そこがとってもGOOD!答えを知っていること、知ることは大切じゃない。想像することが楽しい。間違っていても、自分の考えを巡らせたり、他人の意見を聞いてみたり。
読み聞かせ中、みんなの考えも聞いてみたかったですが、時間的拘束もありそこまで至らず。残念でした。
絵本の最後は、
生き物はすべからく食べ物を食べるから、みんな、うんちをする。
赤ちゃんも子どもも大人も、みんな、うんちをする。
シンプルな真理で締めくくられます。
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