リタリコLITALICOワンダーカリキュラム、授業料、入会金など料金は?プログラミング・ロボット教室で身につく力とは?

2020年4月から小学校でプログラミングが必修化されることで、プログラミング・ロボット教室に興味のある方も多いのではないでしょうか。この記事では、テクノロジーを活かしたものづくりをおこなう、プログラミング・ロボット教室の【LITALICOワンダー】
について、身につく力、カリキュラム、【LITALICOワンダー】
ならではの特徴、気になる授業料の他、入会金など料金全般について見ていきたいと思います。
先日息子と一緒に無料体験教室に行ってきた様子はこちらから↓
LITALICOワンダーとは
LITALICOワンダーは、「IT×ものづくり教室」を掲げ、テクノロジーを活かしたものづくりを通して、子どもの創造力を育む学びの場です。プログラミングやロボット製作などを通じ、子ども創造力を伸ばすことを目標としています。
LITALICOワンダーは、プログラミングなどの技術を習得すること以上に、子どもたちが自分で考え、何かを形にした経験から得られる力を大切にしているそうです。
ここは、私も無料体験を受けて思ったところなのですが、プログラミングができる、コーディングができる、滞りなくロボットが動く・・・そういった技術の習得というよりは、子ども自身の興味関心や満足感や驚き、得られた発見や経験など、目に見えないものを大切にしてくれそうだな、と感じました。

私は特に技術的なことより、非認知能力的なモノの向上を大切にしたいので、共感できる考え方でした。
LITALICOワンダーで身につく力

- 自分らしく世界を広げる力
- 限界をつくらず創造する力
- 未知をたのしむ力
- 出来事に興味を持つ
- イメージしたものを形にする
- 試行錯誤する
- 失敗を恐れずチャレンジする
- 自己表現ができる
- 使う人の立場に立って考える
こういった価値観を大切し育むことを目標にしているようです。そして、これらは「創造力を養う教育」という目標に繋がっています。
LITALICOワンダー、なぜ“創造力”なのか
テクノロジーが発展する中で、将来的にロボットやAI(人工知能)が人間に置き換わりつつあります。これからの未来を生きる子どもたちには、単なる知識や資格だけではなく、コンピューターには置き換えられない、新しい価値を生み出す力として創造力やテクノロジーを活用する力などが求められています。
将来活きる力(≠知識)を育てる
LITALICOワンダーは、テクノロジーを活用したものづくりを通じて、基礎技術力の習得はもちろん、自分で考え形にする経験を大切にしているとのこと。また、自らに合った学び方や、得意なことから自らを伸ばす経験をすることで、 自尊心を育て、創造力や試行錯誤する力を育むことを目指しているそうです。
IT×ものづくり教育には創造力を養う効果が
プログラミングやロボットをはじめとした、テクノロジーを活用したものづくりには、創造力を養う上で有効なものが揃っています。
プログラミングを行う上で、論理的思考力や問題解決能力が身につくことはもちろんのこと、デジタルデータだからこそ、すぐに修正や改善をすることができるため、試行錯誤する力がつき、自分で考えたことを形にする経験を積むことができます。
少し話がそれます。
個人的な感想になりますが、LITALICOワンダーで得られる「未知をたのしむ力」や「失敗を恐れずチャレンジする力」は、「成長マインドセット」と相通じるものだと思います。「成長マインドセット」は、キャロル・S・ドゥエックさん(スタンフォード大学教授)著書の『マインドセット「やればできる! 」の研究』で出てくる単語になります。
語弊を恐れずに単純に言うと「できない」から諦めるのではなく、「まだ、できていないだけ」と捉え、人間の基本的な資質は努力しだいで伸ばすこと(growth)ができるという信念が根底にあるのが「成長マインドセット」。「しなやかなマインドセット」とも訳されます。
さて、話を元に戻しまして。
LITALICOワンダーの教育

- その子に合った学び方を提供する
- 夢中になれる瞬間を見つける
- その子の社会をひろげる
LITALICOワンダーのオーダーメイドカリキュラム
LITALICOワンダーでは、子どもの興味や得意、ペースに合わせて、1人ひとりカリキュラムを考案してくれるそうです。
運営元のLITALICOについて
少し話は変わりますが、LITALICOワンダーは、発達凸凹キッズのママであればご存知の方も多いかもしれません。運営元の LITALICO は、 発達障害・ADHD・学習障害の子どもさんへの学習支援・教育支援を行う LITALICOジュニア を運営されています。
そういった背景から、学習やコミュニケーションに不安のあるお子さんでも、安心して通うことができます。
我が家とLITALICO
ソーシャルスキル&学習教室のLITALICOジュニアの前身が、民間療育のLEAFのようです。
息子がまた2歳前後の頃、LEAFの体験教室に行ったことがあるんですね。その時は結局、体験のみで終わってしましました。
でも印象は悪くはなく、LITALICO発達ナビもたまに読んだりしていましたので、LITALICOに関するイメージは良いものでした。
オーダーメイドは LITALICO ならでは、というところだと感じています。
発達障害・ADHD・学習障害のお子さんでも大丈夫!
ということで、学習やコミュニケーションに不安のあるお子さんでも、安心して通うことができます。
重要なのは、発達障害ではなくても、 HSP/HSC(The Highly Sensitive Person/Child)のお子さんや、ちょっと恥ずかしがりやさんなども、行きやすいかもしれませんね。
私個人の感想ですが、障害のあるなしに関わらず、理想はその子一人一人の個性に合わせたオーダーメイドの学びだと思うんです。とはいっても、学校教育では現状、そんなことまでできないし、要求することもできませんね。
しかし、習い事ではこういう環境を求めても良いように思うし、LITALICOワンダーであれば、それが叶うのではないかと思います。
LITALICOワンダー授業の特徴

- 90分授業
- 講義形式ではない
- 年齢・スキル混合
- 少人数制
LITALICOワンダー開催コース

※息子と体験に行った教室では、以下のうち、★マークを付けた1~3までのコースが開催されていました。
- ロボットクリエイト コース:年長~小学3年生 ★
- ロボットテクニカル コース:小学3年生~高校生 ★
- ゲーム&アプリ プログラミングコース:年長〜高校生 ★
- デジタルファブリケーションコース: 小学1年生~高校生
- ゲーム&アプリエキスパートコース: 小学3年生~高校生 ←新設
以下に、頂いたパンフレットの情報を元に、★マーク3コースの概要を載せます。
ロボットクリエイトコース

対象: 年長~小学3年生
内容
ブロックを組み立てて、ロボット製作を行います。
パソコンでプログラミングを行い、製作したロボットを動かします。マウス操作でプログラミングを行うため、はじめてでも簡単に動かすことができます。
モーターやセンサーの使い方やプログラミングの基本をロボット製作を通して知り、機械が動く仕組みを学びます。
使用ツール
レゴ®WeDo2.0

音や動きに反応するセンサーやモーターを使用し、組み立てたブロック教材を動かすことで、機械が動く仕組みを学びます。
レゴ®WeDo2.0ソフトウェア

マウス操作のみでプログラムを組む、視覚的に働きが分かり易い専用プログラミングソフトです。基本的なプログラミングの仕組みを学びます。


ロボットクリエイト コースはこんな子にオススメ
- ブロック遊びやロボットが大好き!
- 機械を改造することが好き!
- ロボットや機械を自分で動かしたい
- 工作やものづくりが好き
ロボットテクニカルコース

対象: 小学3年生~高校生
内容
様々なミッションをクリアするために、モーターやセンサーの仕組みを理解しながら、プログラミングによるロボット制御について理解を深めていきます。
ロボット製作の過程で、自分の興味や関心のあるものを掘り下げ、より複雑なロボット構造や高度なプログラム制御を習得していきます。
使用ツール
教育版レゴ®マインドストーム®EV3

頭脳部品インテリジェントブロックにプログラムすることによって、ブロック教材で組み立てたロボットを自由に制御することができます。
EV3ソフトウェア

マウス操作のみでプログラムを組む、視覚的に働きが分かり易い専用プログラミングソフトです。基本的なプログラミングの仕組みを学びます。

ゲーム&アプリ プログラミングコース

対象: 年長〜高校生
内容
パソコン・スマートフォンで遊べるゲームやiPhoneアプリの制作を通して、プログラミングの基礎となる考え方が身につくコースです。
子どもの興味・関心をきっかけに楽しくプログラミングを行うことができます。
プログラミングを通してつくり手側の考え方を理解することで、ゼロから何かを創造する力が養われます。
ツール
Scratchスクラッチ

パソコンのマウス操作で、画面上のブロックを組み合わせて使うプログラミング学習環境です。ゲーム制作をしながらプログラミングの構造を理解することができます。
Viscuitビスケット

タブレットのペイントツールで絵を描き、絵を動かすことでプログラミングします。簡単な操作でプログラミングができるため、未就学のお子さんから学ぶことができます。
Unityユニティ

C#やJavaScriptなどのプログラミング言語に対応した開発環境で、より本格的な3D/2Dゲームをつくります。パソコンでタイピングをしてコーディングを学びます。

LITALICOワンダーの授業料
入塾金が初月に必要になります。15,000円(税抜)になります。
息子が受講したロボットクリエイト コースを例に
※2020年1月受講。
※通われる教室によっても変わると思うので、最新の授業料は各教室にご確認くださいね。
一番下の隔週の月2回でも、
頻度 | 教室運営費 | 教材費 | 授業料 | 合計(月々の月謝) |
週2 | ¥2,000 | ¥4,000 | ¥40,000 | ¥46,000 |
週1(毎週) | 同上 | ¥2,000 | ¥20,000 | ¥24,000 |
月2(隔週) | 同上 | ¥1,000 | ¥12,000 | ¥15,000 |
月2であっても、他の習い事に比べるとお高いですよね。
ただ、教材費は息子が受けたこのロボットコースは高いと思います。また、オンラインコースはどのコースも少し割安となっています。
料金に関しては、体験授業を受けた際、しっかり教室にチェックして頂きたいと思います!
ロボット教室のネックはこの授業料ですね。しっかり体験して検討して欲しいと思います。
LITALICOワンダーのイベント

ワンダーメイクフェス(制作発表会)
2019年で6回目を迎えたワンダーメイクフェス。通塾生でない一般の方も参加できるとあって、私も一度行ってみたいと思っています。
通塾生による作品発表がある他、IT×ものづくり体験として、プログラミングやロボットづくりなど、様々な体験ができるそうです。
ロボコンにも挑戦:日本代表としてロボット世界大会に挑戦!
コスタリカで開催された「WRO2017コスタリカ国際大会」へ厳しい国内予選を勝ち進み、日本代表としてLITALICOワンダーに通う小学生コンビ片岡嗣葉(つぐは)くん・小助川晴大(はるた)くんが出場しました。海面上昇を防ぐロボットにて、世界に挑んだそうです。
結果、世界7位!日本チームとしては過去最年少での出場だったにも関わらず、中高生も含め2番目の好成績を残すことができたとのこと。お見事!
※ WRO(World Robot Olympiad)という国際的なロボットコンテスト


LITALICOワンダーの教室をさがす
2019年6月に立川、7月に押上、吉祥寺に教室がオープンし、無料体験授業を積極的に受け付け中!!その他の教室は東京を中心に、神奈川県、埼玉県でも展開されています。
また、オンライン授業であれば、全国どこでも受講可能。
LITALICOワンダーオンラインは、ご自宅などお好きな場所でオンライン授業を受けることができます。
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2020.12.04
さいごに
LITALICOワンダーでは、ITの技術だけが目標ではなく、それを通して、非認知能力、成長マインドなど、分かりづらいけれど大切な能力を身につけられるように感じました。
発達障害の分野をバックグラウンドに持っているため、多様性という概念にも深く理解がある、というより積極的に取り入れている教室だと感じたところも、好感度高し!のポイントです。
ということで、先日、息子と無料体験に行ってきました。その模様はこちらの記事で↓
気になる方は、今なら無料で体験ができますよ!
- LEGO is the Trademark of the LEGO Group.(c)2018 The LEGO Group.
- ScratchはMITメディアラボ ライフロングキンダーガーデンのプロジェクトです。
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