書籍レビュー『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』
栗原類さんの著書です。母という立場なので、お母さまが書かれている箇所に注目してしまいます。頭の良い方なんだろうなぁと思います。
子どもと親は別の個性を持った人間だと理解する
「私はコイツにはかなわない」と思える彼のいい部分をたくさん見つけています。
↑こういう子育てをしたいです。子どもの良い所を見つけて伝えていきたい。
子どもの興味関心について。栗原類さんもゲームが大好きだったようです。うちの子は今の所テレビが大好きです😂
私もゲーム好きではないので、息子と話していても詳しくなることがないままです。しかし、子どもが自分から興味を持って好きになったものは否定すべきではないし、「もっとこういうものを」と、親の好みを押し付けるべきでもないと思っています。
もしゲームが好きなら、それを通して何が学べるのかを親の立場で考えてあげるのも子どもの可能性を広げるきっかけになります。
何かにハマりやすい、のめり込みやすい気質を持つ発達障害者こそ、広く浅くいろんなことに触れさせるようにしておいた方がいいのです。「ゲーム(アニメ)じゃなくて、もっと本を読んでよ」ではなく、「ゲーム(アニメ)もいいけど、本も読もうね。映画も見ようね。外にも遊びに行こうね」でいいのです。
私は、自分の親がそうだったから、どれだけ嫌なのか分かっているはずなのに 、 私自身の思う通りに子どもを従わせようとしてしまいます。子どもをコントロールする親になり下がっています。なりたくないのに。
自分が絶対に正しいと思っている、子どもの個性は認めない、子どもを馬鹿にして否定する、毒親の実母と全く一緒です。嫌悪感しかない。
この負の連鎖を断ち切らなくてはなりません。
栗原類さんのお母さまの言葉はストレートに届きました。
オススメです。
ただ、もしかしたら、読み手によっては、クセが強いと感じるかもしれません(私が言う?笑)。
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