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麹町中学校のような学校が増えて欲しい!宿題、定期テストを廃止した真意とは?カンブリア宮殿①

10月 6, 2019

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2019年9月26日、テレビ東京のカンブリア宮殿で『宿題・定期テストは廃止! 教育の常識を打ち破った 驚き公立中学の秘密』を放送していました。こういう学校がもっともっと増えていって欲しい!しかも、中学校だけでなく、小学校でも。とても良い内容だと思うので、ここにまとめてみようと思います。

いま教育業界で注目を集めている千代田区立麹町中学校。この学校を先端的な学校に生まれ変わらせた立役者こそ2014年に校長に就任した工藤勇一氏(59歳)だ。工藤校長は、一般的な学校で当たり前のように行われている全ての「当たり前」を一から見直し、「宿題」「中間・期末テスト」「クラス担任」「体育祭のクラス対抗」などを続々と廃止し、全く新しい公立中学の教育システムを作り上げた。

都心の公立中学ということで、私立中学への受験に失敗した学生も多い。しかし学生自身の満足度は高い。また、宿題や定期テストを廃止したにも関わらず、学力はアップしているという。その秘密はなんなのだろうか。

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定期テストを廃止し単元テストを行う

一般的な中学で行われている中間・期末テストは範囲が広く短期間に集中して行うのでどうしても一夜漬けで臨む生徒が多くなってしまう。しかし、単元テストなら定期テストより範囲が狭く実施時期もバラバラなので生徒の負担が少なくて済む。

再テストの仕組み

希望すれば、ほぼ同じ内容の再試験が受けられ、学校の成績にはその2回目の点数が反映される。だから、テストを受けて受け放しではなく、できなかった箇所を勉強するため、学力向上に繋がる。

番組の中では、ほぼ半数の生徒が再テストを受けており、みな軒並み点数アップを果たしていた。

宿題をやめ自分でスケジュールを組む

宿題廃止。空いた時間は自分のために使う。麹町中学名物のスケジュール帳なるものがあり、自分のために時間を使える。

番組の中では、苦手な科目の補修のようなものを地元の大学生が講師となり、サポートしていた。

麹町中学を変えた改革者: 工藤校長

大鉈を奮ってきた工藤校長が言い続けてきた信念とは:

学校は社会の縮図でなければならない。社会に出るための準備期間だから学校に来て世の中が嫌いになって「早く大人になりたくない」と言うのであればその教育は変えなければいけない。

工藤 勇一 千代田区立麹町中学校長 プロフィール

1960年山形県鶴岡市生まれ。東京理科大学理学部応用数学科卒。山形県公立中学校教員、東京都公立中学校教員、東京都教育委員会、目黒区教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長等を経て、2014年から千代田区立麹町中学校長。教育再生実行会議委員、経済産業省「ed-tech 委員」等、公職を歴任。

引用: https://gentosha-go.com/ud/authors/5c6f94477765617ce9000000

スキルアップ合宿

社会に出る準備の一環として工藤校長が始めた行事、それは2年生を対象とした夏のスキルアップ合宿。3日間、対話の訓練をするという。番組の中では「日本の未来を良くする方法」という大テーマのもと、班ごとで話し合い具体的なアイデアを練り上げる。最後に班ごとにみんなの前で発表する。

対話を通して目的を達成する。他人と意見を交え何かを成し遂げる経験こそ、社会に出た時に必要だと工藤校長は考えるという。

仲良くないと解決しないのであれば、仲良くなれない人とは仕事ができない。「うまくいかないと思う人」はいっぱいいるが、物事を達成するためには、何が目的でどう協力すればいいかを覚えなければならない。

コメント

こういう取り組みこそアクティブ・ラーニングのように思います。そして、うちの息子が幼稚園で行っていたのも、こういった「対話の訓練」でした(もちろん、幼稚園児ができる範囲で。自分の気持ちや感情を言う。みんなが協力するにはどうしたらいいか考えるなど)。

普通の学校じゃダメなの?

ごく普通の学校ではダメ。目的がないことをやっているから。 目的がない行事や教育を積み重ねるのは大人が考えるよりも 子どもにとっては罪

自己開示

勉強が好きではない子も、人と比べなければ変わっていく。番組の中で、テスト答案を生徒に返すシーンがあるが、生徒たちは自分の点数を友達の中でオープンにしていた。点数が良い子もそんなに良くない子も。

麹町中は、元々、私立受験に失敗して自分なんてダメだと思っているような子が多く入学してくる。人と比べている。それがだんだん変わってきて、「ありのままでいい」と気づく。誰にも否定されなくなってくると、自己開示ができるようになって、挑戦ができるようになる。その環境を作ることが学校では一番大事。

宿題は何の役にも立たない

宿題は極端な言い方をすれば、何の役にも立たない。既に分かっている漢字を30回書くことに意味はない。時間の無駄。今、世の中で「働き方改革」と言われているが、小学校から大学まで宿題を出されて自分に必要ないことをやらされて、それをこなすことが仕事だと教えられる。理不尽だと思っていても、やらされ続けてきた子どもに大人になってから「働き方改革」ができるわけない。

「分からないもの」を「分かるようにする」のが学び

今の日本の受験制度は記憶力のいい子が大学に行ける仕組み。情報を多くインプットして解答用紙にアウトプットする力。でも、この学力は大人になれば分かるが、そんなに重要ではない。学力を上げることは「分かるもの」と「分からないもの」を明確にして「分からないものを分かるようにする」こと。子どもたちに必要なことは「テストの点数を上げる」ではなく、学力を上げるための能力を身に付けること。

偏差値や難関高校への合格率は?

重視はしていないが、上がっていると思う、とのこと。

その②に続きます。

麹町中学校のような学校が増えて欲しい!宿題、定期テストを廃止した真意とは?カ…

2019.10.06

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