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新型コロナ:理性の大切さに気づくイタリアの高校の校長先生の手紙

3月 9, 2020

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新型コロナ:理性の大切さに気づくイタリアの高校の校長先生の手紙

3/8に放送された、テレビ東京系『緊急生放送!池上彰の新型コロナ大疑問SP~危機を乗り越える方法を考えよう~』を先程1.3倍速で視聴しました。

番組の最後に池上彰さんが紹介してくれた、とあるイタリアの校長先生 が書いた生徒への手紙が素晴らしかった。このイタリア・ミラノの高校も、日本と同じように新型コロナウイルスの感染拡大を受け休校しています。

少し検索したら、NewsWeek日本語版に詳細が載っていたので紹介してみます。

新型肺炎「理性と人間性を働かさなければ、現代の『ペスト』に敗北する」とミラノから感動の訴え

校長は、イタリアの作家アレッサンドロ・マンゾーニの『婚約者(いいなづけ)』31章の引用から手紙を始めるそうです。

『婚約者(いいなづけ)』 の舞台は、 欧州で大流行したペスト禍に見舞われた1630年のミラノ。作品の中では、飢餓と戦争とペストに翻弄される民衆の姿が残酷なまでに描き出されているそうです。

校長は「そこには全てが書かれています。外国人排斥、権威の衝突、最初の感染者探し、専門家への軽蔑、暴走する世論、馬鹿げた治療法、生活必需品の略奪、そして医療の危機」と言う。

NewsWeek日本版

何世紀たっても、我々はまだ同じ所にいるのでしょうか。

校長は「混乱している今だからこそ『婚約者』を読んでほしい」「本の中にはミラノのいろんな通りの名前が出てくる。まるで今日の新聞を読んでいるような錯覚に陥る」「休校にするかどうかの判断は私にはつかないが、当局を信頼する」と語りかけている。

NewsWeek日本版

悲しい錯覚です。

頭を冷やしなさい。集団妄想に取りつかれてはなりません。適切な予防で十分です。普段通りの生活を送りなさい。この機会に散歩して、良書を読みなさい。家に閉じこもる理由もスーパーや薬局に殺到する理由もありません。マスクは病気になった人だけ着ければ良いのです」

NewsWeek日本版

「散歩してこれを機会に良書に触れる」、息子と一緒に行いたいと思います。

「社会生活に回る毒と市民生活の荒廃。見えない敵に脅かされていると感じる時、人間の本能はそこら中に敵がいるように錯覚させます。私たちと同じ仲間まで脅威として、また潜在的な攻撃者としてみなしてしまう危険があるのです」

NewsWeek日本版

同じ人間同士を敵とみなす・・・違いますよね。敵とするならば、それは COVID-19、新型コロナウイルスです。

「14世紀と17世紀のペスト大流行に比べると、私たちには現代医学があります。合理的な思考を使いましょう。それが私たちの社会と人間性を守る歴史の遺産です。それができなければ"ペスト"が本当に勝利します。では近く学校で会いましょう」と校長は締めくくる。

NewsWeek日本版

合理的な思考をすると心に決める。

少し話がそれますが、ここ数年で自分自身に思うこと。

私は、自分をリベラルで合理的で人種差別やジェンダー差別なんてしない人間だと思っていました。しかし、どうやら、私はとても保守的で「差別」まではいかないまでも、所謂、日本的な社会的通念がしっかり体に染み込んでいる・・・。悲しいけれども。

今回、ウイルスを持っているかもしれない人に遭遇したとしたら、恐らく咄嗟に差別的な感情を覚えるのではないか・・・と悲しいながら自分を疑っています。

私自身を擁護するならば、それは人間の本性なのかもしれない。

だからといって、本性のままに表現したり行動してはいけない。

自分が一番最初に感じる感情は、しょうがないものとして過ぎ去るのを待つ。でも、それを感情のままに表現せず、理性を働かせて行動することはできる。

そう感じています。校長先生の言葉からそんなことを思いました。手紙を紹介してくれた番組やネットの記事にも感謝です。

早く新型コロナウイルスが終息(収束)しますように。

全文のリンクを以下の記事に載せました:

 

街が封鎖されたイタリアの住民たちがとった行動とは:

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