『天才ドリル 立体図形』レビュー・口コミ!楽しく立体図形に親しもう。

本記事は、『天才ドリル 立体図形が得意になる点描写』のレビュー・口コミ記事です。
天才ドリル難易度
図形に関する天才ドリルは現在、4つあります(2021年7月)。
以下、Amazonの図に追記させて頂く形で説明いたします。

本記事で扱っているドリルは、上図にて難易度が一番低い「立体図形」としているものです。
この記事内では『天才ドリル 立体図形』と表記しようと思います。
その次に難しいのが『天才ドリル 平面図形 線対称』ですね。我が家はこのドリルから始めてしまい、苦労しました💦

2021.03.06
もう一つ上のレベルは『天才ドリル 平面図形 点対称』になります。我が家は未着手ですが、近々チャレンジする予定です。
さらにもう一つ上が『天才ドリル 立体図形 神童レベル』です。未知の世界っ。
『天才ドリル 立体図形』レビュー
図形が苦手な子で、遊びの延長で楽しみながら図形に親しみたいという方にはオススメできる内容です。また、うちの息子のように書くこと全般がキライ・苦手な子にもオススメです(親のサポートは必要でしたが)。
本シリーズの他ドリルと同様、問題数とレベルを考えるとコスパが悪いです。
できれば、繰り返し図示できるよう回答用紙をコピーしておいた方がよいでしょう。
ちなみに、中学受験を志しているようなお子さんには簡単すぎます。また、図形に苦手意識がないお子さんにも簡単すぎると思いますので、上述した上のレベルのものから始めた方が良いと思います。
息子の軌跡
■幼稚園児向けの「グリッド点つなぎ」も苦手だった息子についての記事:

2019.11.13

2021.03.06
■強育パズルシリーズに関する記事:

2021.03.21

2021.04.11
点描写の例題
例題:立方体

問題の図を右ページの回答欄に写し取ります。点と点を結ぶことが点描写の基本です。
描くときのポイント

- 点と点をはしまでむすびましょう。
- 定規は使わず、まっすぐな線をひきましょう。
- 線をひくときは、点の上を通りましょう。
- 図形の位置が上下左右にずれないようにうつしましょう。
- 見えない線は、点線でひきましょう。

息子の引く線はヨレヨレで端がつながってなかっりしますが、注意せずやらせるようにしました。
天才ドリル 点描写 目次
目次は以下の通り:
- おうちの方へ
- 本書の使い方
- 例題
- 初級編 ・・・ 12問
- 中級編 ・・・ 10問
- 上級編 ・・・ 9問
- 天才編 ・・・ 10問
- 解答
- 付録・展開図
「おうちの方へ」より
「点描写」とは、一言でいえば、格子状の点と点を結んで、手本どおりに図を描かせるものです。ただ図形を写すだけのことですが、継続して取り組むことにより、
1.立方体などの立体図形の感覚が養成できるほか、
Amazon 天才ドリル 立体図形が得意になる点描写
2.点と点を結ぶ作業により、運筆の練習ができると同時に、
3.図の位置と形を一時的に記憶することで、短期記憶を訓練できる、などの効果が期待できます。
また、
4.複雑な図形を正確に写すことで、単純な計算ミスや書き写しのミスを減らすよい練習にもなります。

運筆の練習&短期記憶の訓練!
息子のようなタイプにはこういった側面からも良い教材だと思います。
本書は、平面で立体図形をイメージする練習として制作していますが、実際の指導では、展開図から立体図形をつくらせると、理解がしやすくなります。お子さんがご指導に納得していないようでしたら、巻末の展開図や紙粘土などを使って実際に模型をつくってみてください。
Amazon 天才ドリル 立体図形が得意になる点描写

巻末の模型はまだ利用できていませんが、実物を使って理解を進めることは大切ですよね。
天才編は中学入試レベルの問題
他のシリーズと同様、天才編では中学入試レベルの問題が登場しますが、『天才ドリル 平面図形 線対称』と比べると簡単でした。実際、息子も少しは解ける問題でした(ほとんど私が教えてしまいましたが💦)。
※このシリーズでは親は口出しせず、本人がウンウン悩むことの重要性を「使い方」で説いているのですが、我が家では「算数の問題大好き!楽しい!」が全く育っておらず、本人はイヤイヤやっているので、横で私があーでもない、こーでもない言ってしまっています😭
息子の取り組む姿勢
他のドリル同様、息子一人では取り組まないので、問題を印刷して私も一緒に解きましたyo😭
トホホ。
いつまでこのスタイルが続くのだろうか・・・
初級編

なかなかのロー・クオリティ(笑)でもいいの。注意しません!頑張ったことを褒めます!
解答用紙を印刷しておきましょう(我が家できてないけど)。何回も図形を真似して描くことができます。また、1分で図を覚え見ないで再現する方法もあります。果たして、うちの子にできるでしょうか?(笑)
中級編

同じ図に見えない(苦笑)
上級編

問題を解く度に、「立方体」「直方体」の単語を繰り返し伝えましたが、まだ身についてないかな。
天才編
天才編は3種類に分けられます。
まず、左の図を右にそのまま写すパターン。簡単です。

↓次のパターンは、立方体の図を90度回転させた図形です。

ヒントがないと私は解けなかったかも💦息子もかなり苦労してましたが、「ヒントをよく見てやるんだよ」と伝え、なんとか最後まで描ききりました。
↓こちらが最後のパターン。

問題文を読んでも、息子はポイントを理解することができず。問題の説明をしたら、なんとなく、何を描けばよいか分かってきたようです。
↓しかし、最後の問題は正解ならず。またいつかチャレンジできるといいのですが。

さいごに
天才ドリル、強育パズルは、親子で一緒になって取り組める数少ないドリルです。
できれば、息子ひとりでウンウン唸って問題に取り組んで欲しいのですが、どうしていけばいいのか。難しいですね。中学生になる頃には一人で勉強して欲しいです。
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