「受験算数」という不可解なもの
漠然とね、中学受験を少し考えてみたり。
とはいってもね。
うちの懐事情から言って、息子にはずっと国公立でお願いする予定ですけどね。 (๑¯∇¯๑)
加えて、どう考えても本人は「やりたくない」一択だろうから、やらないと思うんですけどね。
ちなみに、私も旦那も経験なし。私は貧乏だったので国公立のみ。旦那は高校入試一回のみ。エスカレーター式で大学までいくという生ぬるい人生。
んで。
周りにも詳しい人もおらず、ネットに頼らざるを得ないため、ざざっと中学受験算数というものを検索してみました。
なんですか、受験算数でよく出題されるらしい、つるかめ算とかは、公立の小学校過程で習うものではないんですね?(汗)
そして、中学校に行ったら、数学の連立方程式で考えられるんですね。そして、そちらの方が合理的だったりするんですね?
うーん、想像を遥かに超えて受験算数の魑魅魍魎(ちみもうりょう)色は濃い!これは迂闊に手を出せねーぜ。
手元にある、『親と子で学ぶ算数入門』の144頁より↓ すごい断言されとりますが(笑)
このように「鶴亀算」「過不足算」のほかに、「○○算」と名づけられる問題が無数にありますが、・・・省略・・・むりな問題なのです。だから、こういう問題は、教科書にのっていても、やらせないほうがよいでしょう。中学校にいって本格的に代数を学ぶと、らくらくと解けるようになるのですから、そのときまで待てばいいわけです。
鶴亀算などを算数のなかであまりやりすぎると、代数を学ぶときに役に立たないばかりか、かえってじゃまになるとさえいわれています。算数では、x を使わないので、代数で x を使うときにかえって素直についていけなくなるそうです。
また、欧米の教科書にも鶴亀算的な応用問題はでていません。
『親と子で学ぶ算数入門』144頁
などと引用しましたが、私はこの本も「クセがすごい!」と思う部分もあり、どうなんだろう?と考えあぐねてはいます。
ということで。ラビリンスにはまり込みましたよ。
受験算数というシロモノは、しかくいアタマをまるくする or 大学入試に活用できる という点以外で、どういうメリットがあるんでしょうか。誰か教えてケロ。
ご存知の方がいらしたら、教えて頂けるとありがたいです。
いやね、算数オリンピックってカッコよろしいじゃないですか(笑)息子が興味を示したら、そういうのを頑張ってみるのもいいのかなぁと思ったんですけど・・・。算数オリンピックも受験算数と似た問題のようだと理解しとります(勘違いしてたらすみません)。
私がざっと検索して知り得た範囲では、以下の意見がしっくりきました↓
ということで、私が図書館にて借りてきた本は、そういう気持ちが反映されているようなラインナップです↓

もういっちょ。
海外での算数・数学教育事情を知りたかったのですが、あまり情報見つけられず。←日本の中学受験算数のような過酷な勉強を行っている諸外国は存在するのか?ということを知りたかった。
↓ちょっと違うけど、少し教育事情が垣間見れました。
詰め込み、暗記、ガリ勉の勉強スタイルはもういいんじゃない?って思うの。とはいえ、うちの子は「世界に出ていく!」というタイプでもないんだけどね。
↓以前記事にしたもの。アメリカのお母さん達も子どもを過干渉に扱い良い大学へ行かせようと必死です(TED動画は過干渉をやめて成功する子どもを育てようというもの)
うーん。また、子どもの人生を自分の所有物として悩んでしまう (((;°Д°;))))
とりあえず、旦那に意見聞いてみたけど、心底どうでも良さそう・・・。だけど、きっとこういうスタンスが正解のような気がしている今日このごろ。
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