ガガ、ポール・マッカトニー、エルトン・ジョン…世界最大のバーチャル・コンサート「One World: Together At Home」で医療従事者を支援

2020年4月18日(現地時間)、世界中で新型コロナウイルスと闘う医療従事者とその他の必要不可欠な労働従事者を支援するために、「One World: Together At Home」とするバーチャル・コンサートが6時間に渡って放送されました。
主催者は世界保健機関(WHO)と非営利団体Global Citizen。
このコンサートによって1億2700万ドル(約136億円)もの寄付金が集まったそうです。
Youtubeのチャンネルでは、名だたるアーティストのメッセージとパフォーマンスを視聴することができます。
ここでは、私が個人的に好きなアーティストの動画を紹介します。
※(たまたま目についた)私の好きなアーティストなので、他にも素敵な動画がたくさんあると思います。みなさん、探してみて下さい。
あ、セレブリティのおうち(?)のインテリアを見れるのも興味深いですよ。
※私は、Youtubeで見たら広告代が Global Citizen に入るのかなと思ってる、つまり、寄付に繋がると推測してるのですが、ちょっと定かではないです。
- 1. Lady Gaga “Smile"
- 2. John Legend & Sam Smith “Stand By Me"
- 3. Paul McCartney “Lady Madonna"
- 4. Elton John “I’m Still Standing"
- 5. The Rolling Stones “You Can’t Always Get What You Want"
- 6. Billie Joe Armstrong “Wake Me Up When September Ends"
- 7. Billie Eilish & Finneas “Sunny"
- 8. Charlie Puth “Attention"
- 9. 最後は「ザ・プレイヤー」
- 10. さいごに
Lady Gaga “Smile"
ガガ様。東日本大震災の時に日本への支援をいち早く表明してくれたことを覚えてらっしゃる方も多いことでしょう。ガガ様は自分自身の言葉でメッセージを送ってくれます。(聖人君子ではないでしょうが)素晴らしい方だと尊敬しています。
フランク・シナトラの「スマイル」のカバーです。
ガガ様は、おうちは裕福だったようで、4歳からピアノを開始。ジュリアード学院という音楽の名門音楽大学に合格したけれども、当時は音楽にさほど興味がなく入学を辞退したという、実力派なのです。そして、ジェンダー差別やいじめの撲滅に向けた運動を展開するなど、活発に社会貢献活動を行っています。(出典:Wikipedia)
以前、肉ドレスを着たり(あれもメッセージがあった)とかなり奇抜な印象を持たれがちですが、とても思いやりのある、行動力のある、自分の言葉でメッセージを送れる、そして、ライブでしっかり歌い上げられる実力の持ち主です。
↓私が初めて聞いたガガ様の曲。Youtubeで初めて聴いた時は何回も聴いていた記憶があります。
歌詞が素晴らしいのは、Born This Way です。
John Legend & Sam Smith “Stand By Me"
ジョン・レジェンドがピアノを弾きながら歌って、遠隔のサム・スミスとコラボしています。曲は「スタンド・バイ・ミー」。「そばにいて」って、今は一緒にいれない。物理的に距離を置かなければならない現実を、この画面が分割されている、バーチャルなコラボが切なく表現しているようです。オンラインの世界で寄り添っている。今はそれが必要。
ジョン・レジェンド、私も詳しくはないのですが、「All of Me」は有名ですよね。
サム・スミスは「Stay with Me」で有名になった感じがありますが、私は「Too Good At Goodbyes」が好きです。このPVではとても痩せて印象が変わりましたよね。
Paul McCartney “Lady Madonna"
ポール・マッカトニーのメッセージが素晴らしいです。医療従事者への大きな感謝が素直に響いてきます。お母さんが看護師さんだったようですね。
そして流れた「Lady Madonna」。泣くから。医療従事者の方々の写真が映し出されるわけです。男性も。ここで歌っている「Lady Madonna」は医療従事者の方々のことでしょう。「Lady Madonna」の歌詞を知らなかったので、和訳をググったらこういうサイトが出てきました。「忙しく働いてるお母さんに"レディ・マドンナ"という貴婦人の名前を付け」たそうですね。↓
↓The Beatlesチャンネルの公式「Lady Madonna」、ギターが格好いいです。
Elton John “I’m Still Standing"
最初、ベッカムと嫁が一緒に出てメッセージを送ってくれます。すみません、エルトン・ジョンのことはよく知らないのですが、有名なので紹介!
↓エルトン・ジョンといえば「Your Song」ですね。
The Rolling Stones “You Can’t Always Get What You Want"
お体に気をつけて・・・ドラマーの方はどうしちゃったのでようか。この “You Can’t Always Get What You Want“、初めて聞きました😅
↓大昔にNHKでこの映像を見てミック・ジャガーにノックダウン。しかしその直後、バックでギター引いている黒髪のキース・リチャーズにやられた。
最初の One World の動画に戻って、キーズは・・・・右上・・・嘘・・・時はむごい。
↓"You Can’t Always Get What You Want“があったので。
Billie Joe Armstrong “Wake Me Up When September Ends"
グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングがアコギの弾き語りで"Wake Me Up When September Ends“をパフォーマンス。
最初のこの曲を聴いた時、Septemberだったので、911 に絡めた歌だと思ったんですが、癌でなくされたお父さんのことを歌った歌だそうです。
曲の間に流れる、無人の町並みが心に突き刺さります。
↓デビュー・シングル。可愛い。
↓アルバム『アメリカン・イディオット』の「ホリデイ」が好きです。
Billie Eilish & Finneas “Sunny"
ビリー・アイリッシュはお兄さんのフィネアスと一緒に「Sunny」をカバー。
ビリー・アイリッシュに関しては、いくつか記事を書いています:
タグ [ビリー・アイリッシュ] を含む記事一覧

2020.09.09

2020.06.22

2020.04.22

2020.03.07

2020.02.25

2020.02.09

2020.02.03

2020.01.29
Charlie Puth “Attention"
チャーリー・プースくんは実家の寝室から。やはり若いとこうニュアンスが違うのでしょうか。もうね、可愛い。「Attention」
↓私がこの曲「Attention」を知ったのは、Pentatonix のカバーから。
また、有名どころでは、「See You Again」でしょうか。
最後は「ザ・プレイヤー」
セリーヌ・ディオン、アンドレア・ボチェッリ、レディー・ガガ、ジョン・レジェンドによる「ザ・プレイヤー」です。
イタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリさんについては以下に記事にしています。

2020.04.14
さいごに
日本の医療従事者にもこういう感謝や寄付金などが届きますように。
日本では、悲しいことに、医療従事者やトラック運転手さんたちに対する差別があると報道でありましたね。海外のこういった医療従事者への拍手だったりエールだったりは、ともすると差別に引き込まれそうな自分を「いや、そうじゃないんだ」と言い聞かせるようなニュアンスも、もしかしたらあるのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。
ですので、日本でもこういう運動は必要だと思います。。。
医療従事者の方々、スーパーで働いている方、物流関係の方、警察、消防署、ゴミ収集、電気水道ガスなど社会インフラを整えてくれている方々、他にもきっといらっしゃるキーワーカーの方たち、本当にありがとうございます。
日本でも抗体検査を検討しているとニュースで聞きました。なんとか事態が好転していきますように。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません