甲本ヒロト『まつもtoなかい』で菅田将暉,松本人志,中居正広とトーク!名言が刺さる!

21日に放送されたフジテレビ系バラエティ特番『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』(21:00~23:10)。MCのまっちゃん(松本人志さん)と中居くん(中居正広さん)が【会わせてみたい2人】をマッチング。4人で対談するという番組。
対談トップでは、【ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトx俳優・菅田将暉】というレア&豪華な組み合わせのトークが繰り広げられました。
ちなみに、菅田くんは、だいぶ緊張されていたのかなと思いました。登場した時、緊張のためか顔色が悪くて中居くんが「大丈夫?顔色が土偶みたいになってる」と心配していました😀
ということで、
この記事では、甲本ヒロトさんの番組内での珠玉の名言をまとめてみたいと思います。
※文中、敬称略とさせて頂きます。誤りがありましたら文責は私にありますです。
テレビ出演について
これまでテレビへの出演が少なかったことについて、苦手だとしたヒロト。
「出たくない訳じゃないんです。得意な人が得意なことをやればいいと思うんです。(トンカツ揚げるのが)下手な人が揚げたらおいしくないじゃないですか」
私も育児を通じて痛感してますが、得手不得手を知ることが自分自身を知ることの一つなんだろうと思います。得意なことで社会に貢献し、不得手なことは誰か得意な人がやる。そういうコミュニティが生きやすいのだろうなと。
何を見て育ってきたのか
ヒロト
「同じ世界に生きているから、同じものを見ているハズで同じものを聞いている。でも、同じ所にいて同じ方向を向いているから同じものが見えているわけではなくて、ピントが合っている場所が違う。みんな違うもの見てる」と、同じものを見たとしても受け手によって違うとして、「僕はたまたま中学1年の時にロックにビシっとピントがあった。それだけのこと。」
中居くん
「フォーカスがどこに合っているか(ということですね)」
このフォーカス、ピントについては、この後のトークにも出てきます。
▶ザ・クロマニヨンズ Official YouTube Channel『生きる』
幼い頃何を聞いていたのか
ヒロト
「中学の時、ラジオから流れてきた英語の音楽にビックリした。それまで音楽をそんなに好きではなく、どちらかというとカッコ悪いと思っていた」として、「ピントが合うどころか眼中になかった。」
ところが、
「ある日、ラジオをかけて部屋に居たら、突然、涙がブワーッと出てきて畳をかきむしりながら号泣してた」という。
しかし、どうして泣いているのか分からず原因を探し、
「いま流れているコレ?この音?まさか?と思った。で、もう一回そんな気持ちになりたかった。あれが多分、感動だと思う。」

かっこよすぎます
中居くん「その曲は?」
ヒロト
「60年代のヒット曲でマンフレッド・マン(Manfred Mann)のdo wah diddyという曲だけど、それはたまたまそうであって、その(ラジオ)番組は60年代のイギリスのビートグループの特集番組だった。ビートルズやローリング・ストーンズ、そういうのがばーっときた」
その当時、既にビートルズは古いものになっていたので、
「ああ、僕は昔の音楽が好きなんだと思って聞いていたんだけど、
1977年にパンクロックができた。
『今もある!今もある!!やった!!』
と思ったよ。(すごく素敵な笑顔)」

笑顔がとても柔らかくて優しくて暖かい💕深い!!
▶Manfred Mann公式のようなので紹介↓
これを受けて中居くんは、
「自分も嘘でもいいからこういうのを言いたかった。自分はもっとやましかったから(動機が不純だったから)」
ヒロト
「(自分もやましいし卑しいとし、しかし、それまで好きなものとは違い)取り憑かれた感じがしたから、自分の意志でコントロールできないから、どんなにやましい卑しいダメな人間でもやらされちゃう」

アーティスティックな方はこういう、取り憑かれる感じがあるのだろうなぁと思います。
今の音楽について
今の音楽についてどう思うかという質問への回答。マイナビニュースから引用させて頂きます。太字はこちらでつけました。
甲本は「若い人はみんないいと思う」とした上で、「アナログ世代とデジタル世代の違いで1カ所感じるのは、歌詞を聴きすぎ。僕らは音で全部聴いてた。意味なんかどうでも良かった。ロックンロールはものすごく僕を元気にしてくれたけど、元気づけるような歌詞なんか1つもないんだよ。関係ないんだそんなこと。でもデジタルになると、情報としてきれいに入ってきちゃって、歌詞を文字で追いすぎてるような気が、ちょっとだけする」と考えを披露。
マッチング相手の菅田将暉は「どういう意味なんだろうとか、すぐ調べられちゃいますからね。携帯で音楽聴いてても、すぐ歌詞を出せたりするんで、歌詞を見ながら聴いたりするのは増えましたね」と、思い当たる節あるようだ。
これを受け、松本人志は「今のすべてにおいてですけど、“完成されすぎている”ところがちょっと不満かなぁって、お笑いに関しても少し思うときはありますね。もっとスベってもいいのに」と、甲本に同調。中居正広が「教科書が(ネット上に)どこにでも載ってる」と納得すると、甲本は「ぼんやりしてないんですよね。ぼんやりしてるとどこに焦点を合わせるかを自分で選べる。だけど1枚に(明確化)されると、みんなそれしか見れない。もっとぼんやりしていていい」と、正解を求めすぎる社会に一石を投じた。
引用元:https://news.mynavi.jp/article/20201121-1514760/
今後の理想、夢について
ヒロト
「夢ってよく分からないけど、取り憑かれるものだと思う。若い頃(音楽に)つかまれて、僕はバンドがやりたいと思った。それが(自分の)夢なんだと思った。」そして、夢は手段じゃなく目的だとも。
「僕は10代の頃、バンドを始めた瞬間にもう(夢は)叶っている。そして今もやっているから、ずっと叶っている。めちゃめちゃ楽しい。あの頃(の方が)よかったなんて一回も思ったことないよ。」

この言い方、めっちゃカッコよかったです!
その他の対談について
この日の『まつもtoなかい ~マッチングな夜~』では、計4組の対談がありました。
2組目の【天海祐希×小池栄子】は一転して、なんだかずっと笑っちゃいました。本当に面白かったです。天海祐希カッコ良すぎ!小池栄子はさすがのトーク力でした。頭のよい方なんだろうなぁ。
まさかの【ローラ×フワちゃん】は、なんかずっとフワちゃんがフワフワしていて、いつもと違い余裕のない様子がレア感。
【森進一×Hiro(MY FIRST STORYのボーカル。森進一の三男)】は親子初共演。お父さんが笑顔で見守る中、息子さんがお父さんの名曲「襟裳岬」を歌ったのですが、それがとても良かったです。
さいごに
特別ファンだったわけではないのですが💦中学生のころ、友達から借りたカセットテープで THE BLUE HEARTS の TRAIN TRAIN を初めて聞き、その音楽と歌詞にすごく衝撃を受けました。ラジカセに耳をくっつけて一生懸命聞いたなぁ。あんな風に荒々しく葛藤を歌ってくれる音楽には初めて出会ったように思います。
当時、救われた若者は多くいたのではないでしょうか。
そして、私が20代の頃、Space shower TV の BLACK LIST(いろんなバンドが出演するイベント)に行って、初めてライブを聞いた思い出があります。マーシーの変わらないスタイルが印象的でした。
これまでほとんどトークを聞いたことがなかったこともあり、今回すごく響きました。フツーにトークがお上手で笑いも取れるのでこれまたビックリ。そして、笑顔がとても素敵でした😍💕←ヤラれた
まっちゃんとヒロトで思い出すのは名曲『日曜日よりの使者』ですよね。番組冒頭でまっちゃんと中居くんがTHE BLUE HEARTS について語った内容について、こちらのマイナビニュースで素敵な記事になっていました。
何かを成し遂げる方はすごいなぁと。天海祐希さんもそうでしたが、お金じゃない。
「好きなことに取り憑かれた感じ」が羨ましいです。スティーブ・ジョブズもスピーチで話していましたけど、ここまで好きなことに出会える人生は幸せですね。
▶ザ・クロマニヨンズ Official YouTube Channel『暴動チャイル(BO CHILE)』11/4新発売ニューシングル

誰にも聞かれてませんが、私が一番好きな曲は「人にやさしく」です
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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