ユーキャン新語流行語大賞、三省堂辞書を編む人が選んだ新語、JCJK流行語大賞で振り返るコロナ2020年
新型コロナウイルスに翻弄された2020年。こんな世界がやってきて「新しい生活様式」なるものが跋扈する世の中なんて、誰が想像したことでしょう。冬が近づくに連れ、全世界で再びコロナの波が押し寄せています。そんな中、毎年恒例となった新語・流行語大賞はやってきました。
本記事では、この特殊な2020という年がどういう言葉で表現されたのか、各流行語大賞を見ていきましょう。
「現代用語の基礎知識」選 2020ユーキャン新語・流行語大賞 年間大賞&トップ10発表

年間大賞
3密
トップ10
- 愛の不時着
- あつ森(あつまれ どうぶつの森)
- アベノマスク
- アマビエ
- オンライン◯◯
- 鬼滅の刃
- GoToキャンペーン
- 3密
- ソロキャンプ
- フワちゃん
(50音順)
感想
小池都知事の「蜜です!蜜です!蜜です!」が有名になりましたよね。あのあと、「蜜ですゲーム」が流行ったと話題になりました。
ちなみに、「3密」とはどんな密か、みなさんご記憶でしょうか?
そう、「密閉、密集、密接」ですよね。

2021年では、新型コロナウイルスはどうなっているのでしょうか。少しでも収束していて欲しいと思います。
三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2020』

大賞
ぴえん
2位以降
- 2位:〇〇警察
- 3位:密
- 4位:リモート
- 5位:マンスプレイニング
- 6位:優勝
- 7位:ごりごり
- 8位:まである
- 9位:グランピング
- 10位:チバニアン
ぴえん
ぴえんは、泣いているさまを表す擬態語。泣き声の「ぴえーん」を省略し、SNS上やメールなどのやり取りで「(涙)」の意味でより汎用性の高い言葉として使われる。悲しい時にも嬉しい時にも使用され、深刻さは伴わない。目を潤ませた絵文字(Pleading Face、🥺)とともに用いられることが多い。
Wikipedia:ひえん
マンスプレイニングって?
始めて聞きました。でも、音、特に「ス」の部分がイヤ~な印象を与える単語のように感じました💦
マンスプレイニングとは、男性が女性を見下ろしながら、偉そうな態度でアドバイスや解説をすることを言います。女性は男性よりも無知であるという意識から、「君はこんなことも知らないのかい?」と、知識をひけらかすような場合に使います。この言葉はアメリカ人作家のレベッカ・ソルニットが2008年に発表したエッセイから生まれたとされています。man(男)とexplain(説明する)をかけ合わせた言葉で、欧米ではハラスメントの一種として社会的に知られています。日本ではここ数年ネットを通じて広まってきている概念です。
引用:https://woman.mynavi.jp/article/161218-25/
チバニアンって?
チバニアンも初めて聞きました。
「千葉時代」の意。千葉県市原市の養老川沿いの地層が時代の境界と特徴を最も良く観察できることから千葉に由来する名称として提案され、2020年に国際地質科学連合(IUGS)において承認された。
冗談なのかと思ったら、ちゃんとした学術用語のようです。
JC・JK流行語大賞2020

JC・JK流行語、本当についていけないので、「コトバ部門」の上位のみ以下に引用します。ほとんどが、なんのことやらワケ鼻毛。
1位:きゅんです
TikTokで大ブームとなったひらめさんの曲「ポケットからキュンです」から生まれた「きゅんです」。2016年頃に流行した指ハートが「きゅんです」の言葉と共に再ブームを巻き起こしました。ドキッとした時にも使用しますが、何かしてもらった時などに「きゅんです」というとより嬉しさや有り難みを表現できると女子高生に広く使用されています。
2位:全集中の呼吸
本流行語大賞のモノ部門1位にランクインした「鬼滅の刃」で主人公竈門炭治郎が身体能力を上げる為に行っていた呼吸法の名前がランクインいたしました。試験前や試合前などここぞという時に「全集中の呼吸」と自分に言い聞かせるなどアニメの枠を超えて自身を鼓舞する為にも使っているという女子中高生の意見が多く聞かれました。
3位:ぴえんヶ丘どすこい之助
今年当社が行ったJCJK流行語大賞2020上半期でも選出された「ぴえんこえてぱおん」の更に進化系である「ぴえんヶ丘どすこい之助」。TikTokerのけんちょすさんが生み出した言葉で最上級のぴえんの気持ちを表しています。「テストの点数やばすぎてもはやぴえんヶ丘どすこいの助だわ」など本当にやばい時に使う女子高生が多いようです。
感想
3位「ぴえんヶ丘どすこい之助」がハチャメチャすぎて笑ったわー。最上級感がよく現れているように思います。私も使ってみようかな。
2位「全集中の呼吸」も鬼滅を見たことがない私としては、よく分からないのですが、ツイッター上でとても素敵な投稿があったので、引用させて頂きます。
学校でう○こをするって結構勇気が必要だけど、前にう○こ中の男子が個室から「全集中‼︎う○この呼吸‼︎」と叫んだら爆笑の渦だったらしく、それからというもの「全集中してくるわ」と気軽にう○こに行けるようになったし、周りも「全集中頑張れ」と温かく送り出してくれるんだって。鬼滅ありがとう
@manimanibleble
https://twitter.com/manimanibleble/status/1329736012839325696?s=20
この男の子、本当にすごい。
コミュニティにこういう子がいてくれる地域の方々が羨ましいです!!!
学校でうん○をすることをコソコソ笑うんじゃなくて、もう一段、突き抜けた高い所へ行くことができる。素晴らしいですね。
全国的に流行って欲しいなぁ。
さいごに
駆け足でしたが、コロナ一色だった2020年を、ユーキャン新語流行語大賞、三省堂辞書を編む人が選んだ新語、JCJK流行語大賞を通じて見ていきました。
来年はどんな年になって、どんな新語流行語が生まれるのでしょうか。
良い年になって欲しいです。
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